黒川のブログ

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東南アジアではシンガポール、マレーシア、フィリピンの3か国が英語力の高い国として知られています。シンガポール、フィリピンでは英語は公用語、マレーシアでは準公用語として扱われています。

一方でこれらの国での英語はアメリカ・英国などで使われている僕らがTOEICや学校で習っている英語とは異なります。

大きな違いとしては文章が簡潔な点。例えばアメリカ人だと" The guy that I met the other day..."などと who やら that やら文章が複雑になるところを例えばシンガポールの人は " I met the guy the other day. He.. " と簡潔な文章をつなぐ傾向があるように思います。

文法的には正しくないような表現もしばしば・・。例えば

A: I finally got the new iPhone
B: Is it?

というような形で「え、本当!」というような表現をするときはどんな文法に対しても"Is it?"で済ませてしまいます(本当は"Did you?"が正しいですね)

また、文法のひっかけ問題であるDo you mind..? の使い方でも結構Yes/Noの使い方がいい加減です。

A: Do you mind if I sit here?
B: Yes, go ahead!

全員が全員Yes/Noを取り違えているとは言いませんが、それでも言っている人の態度でどちらなのかしっかりわかります。

発音なども癖があるので、最初は何いっているのかわからない・・という人が多い東南アジア圏の英語ですが、一方で文章が簡潔かつ感情豊かな表現なので慣れてくるとかえって分かりやすかったりして通じるのであれば何でもありだな、と思えてきます。

日本人はつい正確な英語を心がけようとしますが、相手に意思を伝えるのであれば失礼になりすぎない限り、東南アジアの人々のような英語もありかな、と思ったりします。