● 青年よ大志を抱け!
こんにちは。苫米地式コーチの坂上です。
自分のその頃のことに重ね合わせ伝えたいメッセージ、
青年よ大志を抱け、そして、もっともっと大きなロマンとビジョンを持ってくれ!
先日受けた相談の中で、20代の若者との話があった。その若者はやりたいことが無いと言う。。
話していく中で見えたのが、その若者はけしてやりたいことが無いわけではないっていうこと。
何かしなきゃいけないと考えたり、特に若い時には、この先何をしていこうかと進路や将来のことを考えると思う。
で、その中での多くの考え方が、何処に就職しようとか、何の仕事が得かだとか、そんなことを中心に考えている気がする。
きっとそれは、学校や周りの人々(きっと社会の)影響(環境)があり、無条件にそういう決められた生き方、価値観が常識となっているんだろう。
その彼も当たり前に、自分が何をしたら良いのかを、(=何の仕事がしたいのか)と一生懸命、別の言葉では無理矢理にでも、自分がやりたい仕事が何なのかを探していたのだと思う。
その結果、やりたいことが見つからない、目標がない、そんな言葉が彼の中でいっぱいになり、自信すら無くし始めていたのだ。
彼に、「仕事とかどうでも良いから、何でも好きなことが出来て、自由に生きられるとしたら、今何に興味がある?」って、その時の会話の中での言葉だから多少違うかもしれないけど、そんなことを語り掛けた。
社会的に押し付けられた考え方を外し、改めてその彼自身が無条件で興味がある、もっと広げたい世界、知りたい世界が何なのかを見つめて欲しいって思いで。
そんな中で彼がポツッと言葉にしたのが、「海外に行きたい。他の国で生活してどんな世界か見てみたい。」
凄いじゃないか。
自分が進みたい道って、本来そういうものじゃない。
純粋に興味がある、もっと知りたい、もっと成長したいって思いで見つめた時、ほんの少しでも何か憧れることだとか、良いなって世界が何か思い浮かぶはず。
それこそ、人生を動かし始める、最もパワフルな一歩になる。
人生という大冒険の中で、もっと見聞を広げて知らない世界を知っていきたい。もっともっと自分の可能性も含めて発見していきたい。そんな、純粋な思いが何よりも大事なんだと思う。
もちろん、お金は今の資本主義の社会をより良くサバイブするために大事な要素。当たり前にその部分は構築するのが良い。
しかし、人生を生きる意味、目標って、そこに閉じ込められて完結するほどちっぽけじゃないし、そもそも、奴隷じゃないぜ。
これからの時代、人間らしい、心の本音に直結した生き方が、その先の素晴らしい未来を切り開いていくと思う。
最後に、彼の目が生き生きと輝きを取り戻していたのが、何よりも嬉しかった。