おはようございます。大場です。

もう今年も終わりますね。

年末年始はいかがお過ごしの予定でしょうか。

私は「爆弾」と「イクサガミ」の読書三昧で年を越すつもりですが皆様はいかがでしょう。

本日は島田荘司先生の「奇想、天を動かす」をご紹介します。

本格ミステリブームの火付け役の島田先生ですが社会派ミステリもお書きになります。

私はもともと本格派だったのですが、この作品がきっかけで松本清張先生を読み始めたのでとても思い入れのある一冊です。

超長編なのでかなり時間がかかりますが、読後の何とも言えない気持ちはきっと宝物になると思います。

消費税が導入された1989年の作品で消費税12円のために殺人が発生しますが、たった12円のためになぜ...、というホワイダニット作品です。

大きなトリックもあり飽きさせることがありません。

年末年始のおともにいかがでしょうか。