こんにちは。エーケーです。
何かを学習をするのであれば正しい「勉強方法」を選ぶことが、習得への最短の近道です。数多くの人からは「単語が一番大事ですよね?」などと、よく聞かれるのですが、「一番」だとは思いません。「まずは絶対単語から!」「英単語を3000個覚えよう!」などなど、、、“単語中心”に考えてしまいがちな人が多いですが、「英語習得」を目的とした場合に、 単語学習はあまり重要ではありません。その理由は、本当に、3000単語覚えたとしても、ほぼ確実に全部は使えないからです。
まず、3000単語の半分は
ネイティブでもあまり使わない単語です。そして1割は、 ネイティブも知らないような単語です。私もアメリカで大学生を始めた頃、 ネイティブの友人に対して、様々な単語を使っていました。しかしながら、単語のスペルを見せても、「それってどういう意味?」「そんな単語聞いた事がないよ。。」「誰も使わない単語を何で勉強したの?」・・・・このような具合に、日本人が無駄な単語ばかりを暗記している事を知ったのです。せっかく努力して覚えたのにとても悲しい・・・。しかし、そこで分かった事もあります。それは、単語を覚えるよりも、単語を『描写』する練習をした方が数十倍も効率が良いという事です。日本語の単語を、ど忘れした時と同じように自分から、伝えたい単語を言う必要はありません。相手に、その伝えたい単語を言わせればいいのです。例えば、ネイティブとの会話の際に『飛行機』 という単語が分からないとします。その場合には、「旅行で使う空飛ぶ乗り物って何て言うのだっけ?」このような具合に簡単な単語で描写する事が出来ると、「もしかして『飛行機』の事・・・?」という流れで、相手がその単語を教えてくれます。また、 「旅行で使う空飛ぶ乗り物」という「言い回し」そして「表現」は、 他の会話を構成する際にも幅広く応用が効くのです。このように、 難しい単語を全く使わなくても、表現したい単語を『描写』する事さえ出来れば伝えたい事を、問題なく伝える事が出来るようになります。そして、その際に初めて『飛行機』という単語を学べば良いのです。とは言っても、 やはり最低限の単語力は必要となってきます。それでは、、、「どの程度の単語の数が最低限必要なのでしょうか?」この答えですが、高校卒業までに習う単語で、ほとんどのコミュニケーションは成立します。私は2,000単語程暗記して、アメリカに行きましたが、単語帳の最初の500単語以降は、わざわざ覚える必要も無かったです。。。実際に、アメリカ人のインタビューや、YouTubeなどで、アメリカ人の日常会話を観てみても、難しい単語はほとんど使っていない事が、すぐに分かります。中々使う機会の無い武器(特定の単語)を持っておくよりも、いつでも使うことの出来る武器(言い回し)を持っておいた方が明らかに役に立つのです。努力して無駄な単語覚えるよりも、簡単な単語だけで数パターンの文章を構成出来た方が遥かに実用的であり、英語を習得する為の近道でもある訳です。
それでは、、、、単語の代わりに何を勉強するべきだと思いますか?考えてみましょう。アメリカへ一度でも旅行に行ったことのある人は、絶対に感じたと思うので、この答えも分かるはずです。分かりましたか?
この答えは、また次回お話します。引用元:英語を勉強するにはまず英単語から・・・?
