もの凄く、間が空いてしまいました…
樋口のブレストまとめシリーズ第三回です。
前回までの記事はこちら↓です
ブレストまとめ①
ブレストまとめ②
前回までのおさらいとして、
下記が我々の考える「正しいからこそ効果的なブレスト」のルールです。
①1グループは5~6人までの少人数で
②誰もが書き込めるよう、全員がペンを持つ
③「批判せず、議論せず、説明せず」の「3せず」を厳守
④徹底したアイスブレイクで場を作る
そして可能なら
⑤常識を忘れられる仕掛けを用意
今回は、④について詳しく説明させて頂きたいと思います。
アイスブレイクが何故大切か?
それは、アイディアというのは「出やすい環境」があるからです。
さっきまで、普通の思考をしていたのに、
突然アイディアが溢れだす人は稀です。
特に、単発のワークショップの場合、参加者はお互いに初対面です。
そんな中、いきなり、「はい!ブレストします!アイディア出して!」
と言われて発言なんて出来るでしょうか?
私は、出来ません。
まだ、頭と口と心が温まっていないですから。
そこで、場の空気を温め、お互いの緊張をほぐす時間が必要です。
ついでに、お互いのことをより良く知ることが出来れば最高です。
たとえば「足し算自己紹介」は
お互いの名前をしっかり覚えつつ、頭の体操にもなり
そして、なぜか必ず笑いが起こります。
足し算自己紹介の様子と説明はこちら
「ペーパータワー」は、本当に単純なルールにも関わらず
チーム内のコミュニケーションが格段に活性化します。
ペーパータワーの説明とスタート時の様子
途中の様子
これらは、ほんの一例ですが、
アイスブレイクをやるかやらないかでは
ブレストで出てくるアイディアの量と速度が全然違います。
ブレストは、ブレストを始まる前に
勝負が決まっていると言っても過言ではありません。
この考えは、「ブレストでは無いけど活発な意見が必要」
という全ての場に当てはまることです。
先日行われた弊社イベントインバスケットワールドカフェでも
アイスブレイクヒーローインタビューは、その威力を発揮しました。
社会に出る前の大学生から企業OBまでの幅広い年齢層の参加者。
いきなり議論を始めてもなかなか発言しにくいものです。
その雰囲気をアイスブレイクで溶かしてから
ワールドカフェをスタートさせれる。
それが、最初から活発な意見交換を行い
議論の時間を有意義に使うための秘訣だと思います。
長々と説明しましたが、私のモットーは「100回の説明より1度の実践」です。
我々の考える「正しいからこそ効果的なブレインストーミング」や
「会議進行術」に興味がある方は
是非、Globableのワークショップにお越し下さい。
次回は、
4/2の19:30からヒカリエ8/1 COURT
にてブレインストーミングを中心としたワークショップを開催致します。
参加申し込み方法は、追って御連絡致します。
また、皆様の所属する団体で
ブレインストーミングやワールドカフェをやってみたい
という方がいましたら、是非御相談ください。
私樋口は、3/11に水戸の学生団体と地域の方の合同会議に呼ばれております。
アイスブレイクとブレストのエッセンスを取り入れた
ワールドカフェを御提供する予定です。
そのようなご依頼も、大歓迎です。
「ブログ読んだよ!」と言ってもらえたら、何も出ませんが、私樋口が喜びます。
では、次回もお楽しみに。
Globableの思いつき担当、樋口でした。
