八、『病院の個室』お見舞いに行った。 彼女はバイク事故で入院していた。 彼女は私が来る事を知っていた。 だから彼女は『蜜壺』を丁寧に洗浄して私を待っていた。 蜜壺を丁寧に洗浄していた理由・・・ そんなもん、皆まで言わいでもわかるやろ、大人やねんから。 ヒザに穴のあいている彼女は病室のベッドの上で、誕生した時からあいている穴に、重力を無視した『健康生命体注射器』を注射した。 真っ白になった。 『病院の個室』の必要性を理解した。