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ザンクトパウリが奇策! DF不足で広報担当がメンバー入り

2011年2月25日(金) 17時2分 ISM

 現地時間24日(以下現地時間)、DFの駒不足に悩むザンクトパウリ(ドイツ)が、26日に行なわれるブンデスリーガ第24節のハノーファー戦にクラブの広報担当者をメンバー入りさせるという奇策に出たことが分かった。ロイター通信が報じている。

 驚きのメンバー登録を果たしたのは、30歳のハウケ・ブリュックナー氏。選手の台所事情に悩むホルガー・スタニスラウスキ監督から電話を受け、「1時間後に練習場に来るように」と言われたという。

 ブリュックナー氏は2001年から07年までザンクトパウリに選手として所属。同クラブが2部にいた02-03シーズンに10試合に出場した経験を持つ。現在はザンクトパウリの広報見習いとして働く傍ら、30歳ながら同クラブのU-23チームでプレーしている。

 スタニスラウスキ監督の命を受け、トップチームの練習に参加したブリュックナー氏は、「バッグを持ってロッカールームに入っていったら、選手たちが信じられないといった様子で僕のことを見つめていたよ」「いろいろ冷やかされたけど、僕は彼らのことはよく分かってるからね。その後はうまく溶け込めたよ」とコメントしている。

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 日本では時折GKコーチなんかがGK選手の怪我の時に選手登録するような例も見られますね。その他、関西独立リーグの賭博問題の時に石毛や西浦が現役復帰しプレイしていたりもしていましたね。

 不測の事態のときにはそのような内部のメンバーが突然出てきたりするものですが、ドイツでも同様の事態が起こりえるのですね。


 夢があっていいね。

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ローマのモンテッラ新監督 「暫定指揮官とは感じていない」

2011年2月23日(水) 13時56分 ISM

 現地時間22日(以下現地時間)、今シーズン終了までの契約で新たにローマ(イタリア)の指揮官に就任したヴィンチェンツォ・モンテッラ監督が記者会見に応じた。「小型飛行機」の愛称で知られた同監督は、初陣となる23日の国内リーグ・ボローニャ戦を前に、自身が今シーズン末までの暫定監督だとは感じていないと話している。ロイター通信が報じた。

 20日にクラウディオ・ラニエリ前監督が辞任したことを受け、トップチームを率いることとなったモンテッラ監督。現役時代ではローマのストライカーを務め、先日までユースチームの率いていた同監督は、「暫定監督だとは感じていない」とコメント。チームの不調を乗り切るためだけの存在ではないと強調した。

 一方で現地メディアは、ローマのファンでもあるカルロ・アンチェロッティ監督が、現在指揮をとるチェルシー(イングランド)で不振が続いた場合にローマ指揮官に就任する可能性を報じている。だが、モンテッラ監督は「噂には惑わされていないよ。正直、周囲がアンチェロッティ監督のことを騒いでも気にしていない。私は彼のことをとても尊敬しているんだ」と続けた。

 また、現役時代の晩年はベンチスタートが多かったモンテッラ監督は、今でもユーモアセンスを失っていないところも見せた。「多くの指揮官たちよりも、私はセリエAでベンチに座っていたと思う。だから、ちょっと経験を積んでいるよ」とコメント。経験不足を指摘する声に反論している。
[ 2月23日 13時56分 更新 ]

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 先日、辞任したラニエリの後を継いだのは2年前に引退した『低空飛行機』こと モンテッラ でした。ローマ時代の飛行機を模したゴールパフォーマンスは懐かしいですね。

 私の中では、飛行機のゴールパフォーマンスといえば、Jリーグ草創期に清水エスパルスで活躍した トニーニョ ですが、彼のほうが遥かに有名ですね。2006年のワールドカップでは決勝トーナメント一回戦スペイン戦でゴールを決めたフランス代表のフランク・リベリも飛行機ポーズでのゴールパフォーマンスが印象的でした。


 一般的と言えるゴールパフォーマンスの飛行機ポーズですが、それで思い出すのは誰かといえば モンテッラ ですね。


 ゴールパフォーマンスといえば、


・マルティンス バク転

・三浦和義 カズダンス

・ビスマルク 祈りのポーズ


 あたりが有名でしょうか。


 おそらく、それ以上の知名度があるのが モンテッラです。


 この一件によって、より注目したいのが、


 将来的に『王子様』こと トッティ の監督就任が現実味を帯びてきたことです。


 ある一時期において、ASローマにおけるその象徴ともいえる選手は


・ダニエレ=デ=ロッシ

・フランチェスコ=トッティ

・ヴィンチェンツィオ=モンテッラ


 でした。


 その中の一人が監督就任。将来的に、現在34歳のトッティもそろそろ引退が見えてきました。モンテッラよりも更にローマ一筋のトッティですが、彼のあまりのベイビーな人間性と天才型プレイヤーという資質はもしかしたら監督には向かないと考えてきました。

 しかし、可能性としてはあり得るのかもしません。


 ところで、


・ブルーノ=コンティ

・ルディ=フェラー


 の二人がローマ在籍が長かった監督ですが、いずれも短命に終わっています。コンティは暫定監督で3か月。フェラーは成績不振で辞任しています。

 割と長期政権だったカペッロとラニエリにもローマ在籍経験がありますが、プレイヤー時代の最長所属クラブというわけではないです。


 ゼーマン以前となるともう時代が古い。


 モンテッラは長期政権を築けるでしょうか。


 モンテッラは今季終了後に元のユース年代の指導に戻ると思います。


 将来のトッティの監督就任はあるのでしょうか。


 私の予想としては監督になって成績不振で辞任という流れになると思います。