骨髄穿刺の結果、血液をつくる上で明らかな異常はみられなかった。
細かな検査結果(遺伝子や染色体など)は少し時間がかかるようだ。
MRIはふくらはぎの筋肉の端と端、骨にくっついてる部分(膝の裏とアキレス腱の上側)に影があり炎症が起こってるようだった。
入院中に結局三種類の抗生剤を使って(メロペン、タゴシット、テイコプラニン)菌と戦っていた。
『そのいずれかが膝の方の炎症にも効くでしょう、無理のないよう少しずつ動かしていこう』とのこと。
何度目かの採血の結果、白血球は上昇傾向にあり3.0(3000)まで増えた。
『少し低いけど上昇傾向にあるしこれなら退院してもいいかな。』
『なにっ!?じゃあ先生あしたにでも!』と早々に退院日を決めた。
条件としては、1週間後外来で血液検査を受けて白血球の上がり具合をみること。
頑張って来よう。
そして1週間後血液検査の結果は…
3.2(3200)とあまりかわらず。
ただやはり数値的には低い。
半年前の血液検査では5.5(5500)程ある。
骨髄穿刺の細かい結果をみてまた対応していくことになった。
6月に血液内科の外来の受診予約をした。
結局5月の入院は
『抗生剤の薬剤性副作用による発熱性好中球減少症。それに伴う敗血症』だった。
抗生剤の副作用で熱だして抗生剤使うって本末転倒な気がするんだが違うのか…
家に帰り、まず目標は右足を使い立てるようになりトイレまでの5メートル程の距離を歩けるようになることだった。
5月の末の事だ。