gleaming days

gleaming days

映画の感想と独り言。

Amebaでブログを始めよう!

目黒シネマでヒミズと地獄でなぜ悪いを観てきました

{6DEDFBB5-CC63-42EF-ACBA-ABEB9E92377B:01}



この看板、劇中で本当に使われてたものです

{D295722F-B9A6-4DDD-95FE-3E768486AFE7:01}



茶沢さんが作ったのです。


わたしはヒミズから観ました。

ヒミズはとにかく大好きな作品の一つで、結構何回か観てます。

でも涙が出てきたのは今日が初めて。

茶沢さんの一言一言がとても心に染みるのです。

心から愛する住田くんと真っ正面から全力で向き合う茶沢さんを見てると、とても心地良くなる。

疲れた時はいつも茶沢さんに励ましてもらっている気がします。

住田くんは基本ブスッとしてるけど、たまーに見せる笑顔を見ると、なんだかとても救われる。

どのシーンも全部大好きだけど、自首をする前の日の夜がやっぱり大好きだなって。

たくさんのキャンドルに囲まれながら二人はこんな会話をします。

住田くんが、俺が出所する頃には茶沢さんはバイト先で知り合ったえくぼがキュートな大学生と付き合ってるんだ、ってふてくされて言うの。

それに反論して茶沢さんは、住田くんは塀の中で同性愛に目覚めてカミングアウトするの…と言います。

この二人の会話が可愛くてちょっとおかしくて切なくて…とにかく胸が苦しくなります。

住田くん、目を離したら消えてしまいそうで、落ち着いていられないし、とっても恐怖。

銃声が聞こえて、目が覚める。

隣には住田くんはいない。

住田くんやっぱり消えちゃった。

茶沢さんが河原で泣いていると、

池の中から住田くんが出てきて

警察行こうって。

二人は明朝の土手を全力で走ります。

住田、がんばれ!夢をもて、住田!

って叫びながら。


改めてこの映画を観て、住田くんが、茶沢さんが、園監督が、そしてこの映画が大好きだなと実感しました。

真っ暗闇だけど、希望の光が指す場所まで
茶沢さんが無理矢理引っ張っていってくれます。


感動の余韻に浸っている中、あの歌が流れてきました。

全力歯ぎしりレッツゴー♪

ギリギリ歯ぎしりレッツゴー♪

始まりました。

「地獄でなぜ悪い」

この映画はひたすらコメディーです。

ひたすら笑えます。

血がドバーッと溢れてるのに、
ひたすら爆笑が止まらない…

でもラストシーン、
やっぱり胸が苦しくなります。

何年も歴史に残る奇跡の映画を作ることを夢見てきたファックボンバーズ。

彼らがやっと手にした最高のチャンス。

彼らは命を懸けてでも映画を作る。

人が死んでも自分が死んでも、
いい映画が撮れればそれに越したことはない。

ヤクザさんたちも同じ。

自分たちの目標のためなら、
命を落としたって構わない。

そんな強すぎる信念を持った人たちが一本の映画を作ります。

自分の夢のため、大好きな人のため…
彼らの重すぎる思いが込められた一本の映画。

平田は走ります。

全力で走ります。

映画を完成させるために。

たくさんの人の思いと命が込められたフィルムを抱えながら。


最近DVDを借りてきて見たばかりだけど
その時と比べものにならないくらい感動しました。

映画を観て何日か経っているけど、
まだじわじわと心に残っています。

最後の平田の全力疾走を思い出すと
苦しくなります

かっこいいなって思います。

命を懸けてでも守りたいもの。

命を懸けてでも叶えたい夢。

ほんとうに命を懸けています。

こんな最高の映画に出会えてよかった