グラッソ 滋賀 クラフト日記 -36ページ目

グラッソ 滋賀 クラフト日記

Natural&Antique グラッソStaffの記録 つぶやき デザインコンクリート 新築 マイホーム 注文住宅 近江八幡 滋賀

一昔、4カ月ほどニュージーランドに暮らしていました。
車で旅をしながらロッジに宿泊していたのですが、
いつも感心することがありました。

多くのロッジは、脱衣場所、シャワールームとトイレが
一部屋。
とても広い。扉(間口)も広い。床はタイル張り。
段差はない。

シャワーを伸ばせば、トイレも丸洗いできます。
だから、どこも、とても清潔。

「キュウィ(NZの人たちの呼称)は体が大きいから
こんなに贅沢なバストイレなのだろう」

と思っていました。

今、私には車いす、寝たきりで介護が必要な家族が
います。残念ながら家で介護はできていません。

理由の一つに、家のバス、トイレが介護には不自由
なことがあります。それぞれセパレイト。扉も狭い。
何よりも、水でザァーと洗えない。

介護に必要なことは、介護が必要な本人、そして場所を
効率よく清潔に保てること。広いこと。
大人3人が入っても、自由に動ける広さがいります。
最低でも4畳半ぐらいの広さです。

日本の家は、そういう設計になっていない。

NZの家がなぜあんな風だったのか?
実際のところわかりません。

日本は高齢化社会に突入しています。
時代に求められる日本の家って、今のままではないはず。
求める側も、作る側も、家づくりの発想を、設計を刷新して
新しいスタンダードを示していくときじゃないか、と思います。

何があっても、いつまでも安心して家族が一緒に暮らせる家。

自転車の上で琵琶湖の広々とした景色をながめながら、
NZでの経験に思いを馳せていると、
そんなことを考えていました。