自分が病気になったとき、その意識はちゃんとありますか?
いきなり何を聞くんだよ

って言われてしまいそうですが、今日の患者さんは
病気になっているのに、「自分が病気だ」という意識がほとんどない方でした。
統合失調症の彼女は自分が病気であることを理解していないため、薬を飲むのを勝手にやめてはお医者さんに怒られています。
今日は足首の痛みを主訴に治療院にこられたのですが、薬の副作用のせいだから薬をやめたいと。
でもまぁそれはいつものことです。
患者さんにはつらいことですが、足首が痛いのは薬をちゃんと飲んでる証拠。
しばらくして
「おかげ様で足の痛みが良くなりました」
と言われるときの方が要注意だったりします。
病気の意識がない彼女はよく家族に内緒で病院を変えてしまいます。
ただ、本人はわかっていないだけで、統合失調症の症状はバッチリ出てしまうため、家族にはすぐにバレてしまうのです。
それに病院を変えたからといって、治療が180度変わるわけではありません。
そんなわけで
足の痛み
→薬をやめる
→家族に注意される
→かかりつけの病院につれてあかれる
→先生に怒られる
→家族に内緒で病院を変える
→しばらくはおとなしく服薬
→また足が痛くなる
ということを繰り返しています。
ちなみに病識がない病気の代表選手は、この統合失調症のほかに認知症があります。
認知症のご家族を介護されている皆さん、本人は自分が病気(認知症)であることを「わかってない」ことをお忘れなく。
ちなみに同じ精神病でも、うつ病や神経症なんかは病識ちゃんとあります。