2018年内にその年の出来事を書き終えたかったのですが、年が明けてしまいました門松アセアセ今年はタイムリーに更新したいと思います

昨年12/14、閉幕間際に藤田嗣治展(京都近代美術館)へ。


1913年パリ留学し1955年フランスに帰化したフジタの生涯を、画風の変化を辿りながら知ることができました。ピカソもその才能を認めたというのに、日本では戦争記録画を描いたために戦犯扱いにタラー


<私の部屋、目覚し時計のある静物> 1921
愛用の品々を並べて描いた可愛らしい作品イエローハート
乳白色の下地が注目を集めたフジタの出世作

<人形を抱く少女> 1923
大人になる前の少女の純粋な表情と、箱座りの猫ちゃんが印象的ですグリーンハート


<私の夢> 1947
乳白色の裸婦はフジタの代名詞ですが、擬人化された動物が幻想的です!特にモフモフな猫ちゃんたちが可愛い〜ピンクハート

音声ガイドによれば、フジタは、訪米時のインタビューで「女性と猫は同じ、女性にヒゲと尻尾をつけると猫になる」と答えて話題になった(ひんしゅくを買った?)らしい。

藤田嗣治展(京都展)に行ったのは、昨年8月ランスでフジタ礼拝堂に立ち寄ったからです。ツアーメイトの中には、東京展で予習してきたというフジタファンの方もいました。

Chapelle Notre-Dame-de-la-Paix 
(Chapelle Foujita)
藤田嗣治は、ランスのサン・レミ聖堂で洗礼を受けました(洗礼名 レオナール・フジタ)。シャンパンメーカー、マム社の社長がパトロンとなって建てられた平和の聖母礼拝堂(フジタ礼拝堂)。1966年6月〜8月、80歳のフジタが堂内のフレスコ画を描き上げたそうです。




壁面が四方、美しい中間色に彩られていました雷