本記事は、http://ameblo.jp/glasswork51/entry-11524039190.html  の続編的な向きもありますが、本記事から読み始めても問題ありません。

また、上記リンク先は、就活生向けでありますが、本記事は、就活生はもとより、入社1~3年目の社会人の方に特に読んでいただきたい内容となっております(物流会社以外の方でも参考になるかもです)。



さて、またまた前置きが長くなりましたが、本題にはいりましょう。

以前(上記リンク先)で、『新規事業の立ち上げをしている(あるいは、これからする。もしくは、まだまだ歴史の浅い事業の)部署に配属されると、しんどい』的なことを、遠回しに書きました。


ホント、しんどいです。どうしんどいか、具体的にいうと、(やらないといけないことが多すぎて)、1日当たりの労働時間が長くなってしまう。そんなしんどさです。

※研修後、実際にそういった事業の担当にいきなり、配属になりました。



そういう類の”しんどい”部署や部門に配属になり、単純に、「ああ、ブラック企業に入ったかも」と考えるのは早計です。

ずっとそんな状態が続くわけではないし、むしろチャンスでもあります。



その理由は以下の2つです。


1つは、自分自身で、そのチームの土台作りができる、ということです。既存のルールが少ないため、上司や関係部門との『報・連・相』さえしっかりとこなせば、自分自身の裁量で、様々な企画提案・立案ができます。

これは、大事なことです。

社会人になって、仕事でストレスを溜まるのは、「人間関系の悩み」、「労働時間の長さ」だと考える就活生が多いようですが、実のところそれらだけではないのです。「自分自身が提案したり練り上げたりした案件が通らないこと」。これがあると、ツライです。それまでにしてきたことが無駄と思ってしまい、ストレスを感じてしまいます。

逆にバリバリ働いて、自分の意見・提案が通るようになれば、業務の効率化に関する提案や土台作り、また、チーム内の要員の増加を実現したりする道が開けます。

こうなると、労働環境も改善します。

実際に、私も配属1~2年目は、なかなか定時に帰ることが少なかったのですが、最近は業務の調整さえつけば、定時に帰ることが容易になってきました。



もう1つは、社内において、他にその事業に精通している人が少ない為、そこで頑張って働けば、1~2年後には、部内だけではなく、関係部門から、かなり重宝がられます。

特に、メーカー子会社での”構内物流”だと、製造関連の部門をはじめとした、親会社からの人たちからも頼りにされます。こういう評判は、ちょこちょこ本社のお偉いさんの耳に入り、将来の出世にもプラスになったり、後に異動したり部署にいけたりと、良いことが待ってますので、大事です。


以上のことから、忙しい、しんどい部門に配属になっても、くさらずに頑張ることをオススメします。



ただ、最後に、1つだけ注意点があります。


『 自分だけができる仕事を減らすこと』

自分だけが「コレができる」=「自分自身がいないといけない」=「オレって仕事デキル!」と考える人が、たまにいますが、それは間違いです。もちろん、はじめから、チーム全員ができる仕事はないかと思いますが。自分しかできない仕事をたくさん抱えることは、危険です。それこそ、労働時間が長くなったり、休めなくなったり、キャリアアップできなくなったりと、損することしかないです。

はじめは、自分しかできない、○○さんしかできない。そんな業務を、『誰もが、できるような仕組み』を作る。そんな人が、上手に会社生活を送れる人なのです。