表紙に使ってる照明器具は実は15年位前にアメリカから図面(勿論有名な作家のものなので、著作権付き)と

部材を送ってもらい工房で制作したものです。  建築を志している人なら誰でも一度は学んだことがあるあの

アメリカの建築家 Frank lloyd Wright (以後 ライトと略)が イリノイ州にある通称ダナ・ハウスと呼ばれている

邸宅のためにデザインした照明器具です。 わが国ではヤマギワがライセンス生産(受注生産)していますが

何せ一台が百万円以上! わが国ではよほどの好事家でないと無理です。 オリジナルは勿論サザビーの

オークションに出るくらいのとんでもない高価な一品です。

以前から一度はチャレンジと考えてたので、入手困難な図面(これも 懐かしいアンモニア臭い青焼き図面)や

パーツ・指定オリジナルガラス等々を入手 そして約一ヶ月くらい掛けて制作しました。

それは まるでステンドグラス制作というよりも・・・建築物を制作してる感じでした。

写真をみて ご想像ください! ティファニースタイルのランプの如き派手さは無く、時間の経過と共にその大人の味わいがじっくりと出てくるんです。 当然 これで新聞読んだり、部屋の床に落ちた爪きりを探すわけには

行きません。 夜の静寂と暗さを楽しむ為の灯りなんです!

こんな、マニアックな世界に足を踏み込んだばかりに、苦労と幸せの間をジグソー・パズルの人生です。

ちょっぴりですが どうぞ。
glasshaus251のブログ-制作図面-3

glasshaus251のブログ-組み立て部材

glasshaus251のブログ-dana style lamp

glasshaus251のブログ-制作図面-2

glasshaus251のブログ-制作図面-1


glasshaus251のブログ-我が家の窓3

glasshaus251のブログ-我が家の窓2

glasshaus251のブログ-我が家の窓1
先ずは第一弾、我が家の窓の一部です。 勿論正統派のプレーリースタイルで制作。

使ってる材料は純正のものです。 某ハウスメーカー系のライト風とはそのテイストは

似て非なるものです。 実物に接するとその違いは歴然!

これが所謂正統派の世界です。

 アメリカの建築家フランク・ロイド・ライトの住宅とガラスの融合に魅せられて早や30年。 気がつけばステンドグラス・アー​ティザンになっていました。 
​  それ以前はあのジャズオルガンで有名なジミー・スミスの演奏にブルーノートのレコードで出会って・・学生時代は電子オルガン製作したり
卒業後はその影響でアメリカに中古のハモンドオルガン探しに出掛けたり・・・​
 ​音から光へと人生のバックグラウンドが大転換・・。​いずれにせよマニアックなユーザーしか見つけられない人生を続けてる孤高の職人です。 
​  これから どんどん今までの出来事を通してクラフトの真髄をありとあらゆるユーモアと作品でお知らせします。 乞うご期待!!