来週、富士山に登る計画をたてています。
それに向けて、山に慣れることをかねて、週末登山を始めました。
先々週は
奥多摩の御岳山(929メートル)~鍋割山(1084メートル)コース。
JR御岳山駅からバスで少しいったところにケーブルカー乗り場があって、
そこから一気に800メートルくらいまでケーブルカーで登れてしまう。
だから、正直御岳山までは、そんなに肝つぶしじゃないのが事実。
でも、途中に岩間を歩くロックガーデンや
ちょっとした滝があって、歩いていて気持ちのいいコースでした。
標高差 200メートルくらい。
そして、昨日は、ちょっと無謀ながら、2000メートル級の木賊(コクサ)山へ。
今回は、レンタカーを借りて車でゆきました。
本当は、埼玉県の最高峰の三宝山に行きたかったんだけど、
東京からは日帰りでは行きづらいので断念しました。
広瀬湖の先にある西沢渓谷入り口から入山。
徳ちゃん新道という、山小屋を経営しているおじさんが作った
思いやりのある(?)険しい道をチョイスしました。
これは、なかなかの本気コース。
登山口は1110メートル、目指した山頂は2468メートル。
標高差 1358メートル。
ざっと前回の6~7倍。
いや~ほんときつかった。
でも、2000メートル級となると、植物の植生が変わっていくのがおもしろかった。
最初は、普通に広葉樹からスタートして、針葉樹、低木という風に、
木の種類が変わってくる。
同時に、気温も下がってくるし、空気も薄くなっている気がした。
山頂の岩山からは、富士山の裾野と
山梨・埼玉・東京の間にそびえる山々と、
眼下に流れゆく雲が見えました。
山の天気って、ほんと変わりやすくて(猫の目のようと形容されますが)、
晴れたかと思うと、一気に雲の中に入ってしまって何も見えなくなったり
雨が降ってきたりと、読めませんでした。
でも、いろいろ分かったこともあった。
頑張れば登れる、とか、気合だーとか
そんな精神論だけでは1000メートル級は登れても、
2000メートル級はきついと思う。
そんな昨日の経験から学んだことです。
↓
<初心者山登りのこころえ>
■最初から飛ばしすぎない!(すぐにバテます)
■ゆっくりすぎるぐらいのペースがよい。
■休憩を入れる間隔は統一。(30分歩いたら3分休憩するとか)
■飲み物は500mlのペットボトル2本は必要(1本じゃ、足りないです、山中には売ってもないです)
■休憩中に食べれる甘いものをもっていく(アメもいいけど、私はメントスをいつも持っていってます)
■靴は登山靴やトレッキングシューズ(足にかかる負担が全然違います)
■ズボンはシャカシャカパンツ(軽いもの、歩く時に足やウエストに負担がかかるものはNG)
■登りは、できるだけ階段状のところよりも、スロープを選ぶ(自分の体をリフトする時に結構エネルギーを使っている気がします)
■下りは足場の安全なところであれば、小走りくらいで降りると楽(ブレーキをかけるのに、結構エネルギーを使っている気がしました)
■寒くなるとエネルギーを消耗するらしいので、レインウェアやウインドブレーカーといった上着を持っていっておく。
■苦しくなったら深呼吸する。(高度が高くなると酸素が減るので、地上と同じ呼吸法だとしんどい)
それくらいかなあ。
後は、周りの植生とか景色が理解できるように
ちょっと事前調べをしてから登ると楽しいかもです。
来週は富士山、登ります。
紫陽花(あじさい)
6月に咲いてますね。山だと7月でもきれいに咲いてます。
鎌倉は実に紫陽花がたくさん植えられていて、
有名なところでゆうと、
○明月院 統一感を出すために、青色の紫陽花だけを植えている
○成就院 あじさいと海のコンビネーションを楽しめる
○長谷寺 山側にさまざまな紫陽花が植えてある
の3つぐらいだろうか。
でも、家の軒先にも植えているところがちらほらあるので、
6月になると、街はそこここが紫陽花色に染まります。
京都でいうと、宇治の三室寺が一番有名。
紫陽花って、不思議な花で、土壌のphや開花からの期間によって、
色がころころ変わります。
白で咲き始めた花が、1週間経ったら青になっていたりと。
不思議な咲き方をする。
雨に濡れたかんじが、なんとも風情ある
粋な花です。
【雑学】
●アジサイ科
●英語名はHydrangea
●咲いているのは、「花」じゃなくて「がく」
●日本原産



