酒を飲むことは合法でありそれ自体は別に悪いことではない。その後酩酊状態になり失態を犯したり、二日酔いになることが問題なのである。発がんリスクを上げるなど悪いこともないわけではないが、一応厚生労働省が適正ガイドラインを発行したりしている。

 学生時代は特にやることもなかったため大量に飲酒し次の日二日酔いでも寝ていればよかったし先輩の受けも酒を飲んだほうがよかった。しかし社会に出ると二日酔いでも仕事はしなければならないし、休日も家族との用事はある。先輩の受けもその場ではよいかもしれないがお互い酒を飲んでいるのでその評価は極めて一時的なものだ。大量飲酒はリスクに対して明らかにベネフィットが少ない。

 ではなぜ大量に飲んでしまうのか。それは正常な判断が出来なくなっているからで、つまりは酩酊状態であるからである。しかし酩酊状態の中で正常な判断を下すというのはとても難しく、飲む前の精神状態にも多分に左右される。飲酒はかなりの精神力と理性をもってして、初めて適正に使用できる娯楽なのだ。

 つい先日も二日酔いになってしまい午前中グロッキーなことがあった。特に嫌なこともなく、一人で飲んでいたので誰かに勧められたわけでもないがそこまで飲んでしまうということは自分は飲酒に臨むにあたっての資質が足りないのかもしれない。しばらくは酒の購入を控えようと思う。