ブロックCはじまる | 英国MBAへの挑戦ブログ

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イギリス(スコットランド)の大学院(ビジネススクール)でMBAを目指すことになった40代男の冒険記録です。

 7月でブロックBが終了し一息入れることができたけど、今日から本格的にブロックCに突入した。これまでのクラスメートは完全にバラバラになり、8月から新たに参加した200人を含めてシャッフルされる。とはいえ、これまでのようなゴタマゼ状態ではなく、今日からはマスターコースの種類ごとに再編成されるので、僕のクラスはほぼビジネススクールに入る学生ばかり(と思う)。時間通り朝9時に(名前だけは立派な)アダムスミス棟に行ってみると、50人ほどのクラスメートがもう集まっていた。今日からは多少は国籍がバラけるんじゃないかと期待していたが、見渡すとまたもや黒髪の東洋人ばかり。でももしかして日本人がいるんじゃないかと思い出席表をチェックしたところ、残念ながら日本人は僕1人。あと、サウジアラビア1人、スペイン1人、カザフスタン1人、タイ1人、台湾1人で、残りはすべて中国人と判明。またもや90%以上を中国が占める状態でのスタートとなった。中国恐るべし。

 1限目のSeminarはサクッと終わり、2限目のTutorialに入る。Tutorialは12人のメンバーで小部屋にて行われる。ここでも、自分とサウジの男以外は全中国となった。しかしこの状況にももう慣れた気がするが。Tutorialは全員自己紹介からスタート。ここで驚いたことは、皆の英語スピーチ能力が、7月までのメンバーと比べると格段に高い。英語で冗談を交えながら陽気にスピーチを楽しんでいるじゃないか。これはヤバい。この中では自分は明らかにスピーチ能力最下位確定だ。焦っているうちに自分の番となり、何とか一通り自己紹介を終えたが、隣の女子から、「I think he is shy.」と余計な突っ込みを食らう始末。正直ムッとしたが、大人の対応でやり過ごした。相手は子供だからね。

 ビジネススクールに入る連中は、レベルが高いということなのかな。皆かなり長い英文を即興で余裕をかましながら喋っている。でも、彼らはネイティブではない。9月からのマスターコースでは当然ネイティブの学生も加わるわけで、さらにハイレベルな状態の中で競い合う?ことになる。正直ブロックBの成績が予想より良かったことで、やはり油断していた気がするけど、今日はっきりと危機を悟った。早速たっぷりと課題をもらい、図書館で自習してから帰宅。あと1か月必死で頑張って、絶対に周囲をうならせてやる(やりたい?)、そして絶対にマスターコースに上がってやると、闘志だけは十分。


 大学に向かう坂道。

 その坂のすぐ脇に、口座を開設したBank of Scotlandの支店がある。


Unnversity Avenue

Bank of Scotland