契約金百億]SAO「アリス」茅野愛衣(かやの あい)【前半】敵督 出典:フリー百科事典Wiki
ソードアート・オンライン
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ソードアート・オンライン | |
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ジャンル | VRMMORPG、サイバーパンク、 バトル |
小説:ソードアート・オンライン(SAO) ソードアート・オンライン プログレッシブ(SAOP) |
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著者 | 川原礫 |
イラスト | abec |
出版社 | KADOKAWA (旧アスキー・メディアワークス) |
レーベル | 電撃文庫 |
刊行期間 | SAO:2009年4月10日 - SAOP:2012年10月10日 - |
巻数 | SAO:既刊24巻(2020年5月現在) SAOP:既刊6巻(2018年5月現在) |
アニメ | |
原作 | 川原礫 |
監督 | 伊藤智彦 |
キャラクターデザイン | 足立慎吾 |
音楽 | 梶浦由記 |
アニメーション制作 | A-1 Pictures |
製作 | SAO Project |
放送局 | TOKYO MXほか |
放送期間 | 2012年7月8日 - 12月23日 |
話数 | 全25話+特別番組1話 |
アニメ:ソードアート・オンラインII | |
原作 | 川原礫 |
監督 | 伊藤智彦 |
キャラクターデザイン | 足立慎吾 |
音楽 | 梶浦由記 |
アニメーション制作 | A-1 Pictures |
製作 | SAOII Project |
放送局 | TOKYO MXほか |
放送期間 | 2014年7月5日 - 12月20日 |
話数 | 全24話+総集編1話 |
アニメ:ソードアート・オンライン アリシゼーション | |
原作 | 川原礫 |
監督 | 小野学 |
キャラクターデザイン | 足立慎吾、鈴木豪、西口智也 |
音楽 | 梶浦由記 |
アニメーション制作 | A-1 Pictures |
製作 | SAO-A Project |
放送局 | TOKYO MXほか |
放送期間 | 2018年10月7日 - 2019年3月31日 |
話数 | 全24話+総集編1話 |
アニメ:ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld |
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原作 | 川原礫 |
監督 | 小野学 |
キャラクターデザイン | 足立慎吾、鈴木豪、西口智也 山本由美子、戸谷賢都 |
音楽 | 梶浦由記 |
アニメーション制作 | A-1 Pictures |
製作 | SAO-A Project |
放送局 | TOKYO MXほか |
放送期間 | 第1クール: 2019年10月13日 - 12月29日 第2クール: 2020年7月12日 - 9月20日 |
話数 | 全23話+特別番組1話 |
映画:劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール- |
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原作 | 川原礫 |
監督 | 伊藤智彦 |
脚本 | 川原礫、伊藤智彦 |
キャラクターデザイン | 足立慎吾 |
音楽 | 梶浦由記 |
制作 | A-1 Pictures |
製作 | SAO MOVIE Project |
配給 | アニプレックス |
封切日 | 2017年2月18日 |
上映時間 | 119分 |
映画:劇場版 ソードアート・オンライン プログレッシブ 星なき夜のアリア |
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原作 | 川原礫 |
監督 | 河野亜矢子 |
キャラクターデザイン | 戸谷賢都 |
音楽 | 梶浦由記 |
制作 | A-1 Pictures |
配給 | アニプレックス |
封切日 | 2021年 |
上映時間 | |
スピンオフ小説 | |
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テンプレート - ノート | |
プロジェクト | ライトノベル、映画、漫画、 アニメ、フィクション |
ポータル | 文学、映画、漫画、アニメ |
『ソードアート・オンライン』(Sword Art Online)は、川原礫によるライトノベル、およびその関連作品群。小説のイラストはabecが担当している。公式略称は「SAO」。
作中に登場するゲーム「ソードアート・オンライン」については本項VRMMORPGを参照。
目次
- 1概要
- 2あらすじ
- 3登場人物
- 4作中設定
- 5書籍
- 6テレビアニメ
- 7劇場アニメ
- 8アニメ関連メディア
- 9テレビドラマ
- 10ボイスドラマ
- 11ドラマCD
- 12ゲーム
- 13アプリ
- 14イベント
- 15脚注
- 16外部リンク
概要
- オンライン小説からの商業化
- 本作は当初、第9回電撃ゲーム小説大賞(2002年)応募用に執筆された作品であった[1][2][3]。しかし、初稿が応募規定枚数を大幅に超過してしまい改削も不可能な状態だったため応募されず、「九里史生」名義で自身のウェブサイトにオンライン小説として掲載された[1][2]。本編の連載は2002年11月から2008年7月まで続いた[2]。そんな中、連載の気分転換に書かれた『アクセル・ワールド』が第15回電撃小説大賞(2008年)の大賞を受賞し、その際に本作を読んだ担当編集者の提案により電撃文庫から商業作品として刊行されることとなった[3]。商業化にあたり2018年11月現在、ウェブサイトの連載は全て取り下げられている。
- メディア展開
- 2010年9月より、中村貯子[注 1]によるコミカライズと、南十字星によるパロディ4コマ漫画『そーどあーと☆おんらいん。』が電撃文庫MAGAZINEにて連載された。以降、関連漫画作品が多数刊行されている。
- 2012年7月より、テレビアニメ第1期が放送された。以降、第2期、第3期が製作されている。
- 2012年10月より、過去を描く新シリーズ『ソードアート・オンライン プログレッシブ』(公式略称は「SAOP」)が刊行されている。
- 2013年3月、バンダイナムコゲームスからPSP用ゲーム『ソードアート・オンライン インフィニティ・モーメント』が発売された。以降、関連ゲーム作品が多数製作されている。
- 2014年12月より、時雨沢恵一によるスピンオフ作品の『ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン』が刊行されている。
- 2016年6月より、渡瀬草一郎によるスピンオフ作品の『ソードアート・オンライン オルタナティブ クローバーズ・リグレット』が電撃文庫MAGAZINEにて連載され、同年11月に単行本化された。
- 2016年8月、ハリウッドでのテレビドラマ化が決定したことが報じられた。
- 2017年2月、劇場アニメ『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』が公開された。
- 2019年4月、第1巻初版発行から10周年を迎え、8月にはこれを記念した体験型展示イベント『ソードアート・オンライン -エクスクロニクル-』が東京にて開催された。
- 2020年11月、外伝であるプログレッシブの劇場アニメ化が決定した。
- 実績
- 原作小説の累計発行部数は2017年4月25日の第1巻増刷発行分で国内1300万部を[4][注 2] 、2020年4月には全世界2600万部を突破している[6]。
- また、第1巻は電撃文庫で史上初の国内単巻発行100万部を達成している[4]。
- 2018年11月時点で、世界13ヶ国以上において翻訳版が展開されている[7]。また、アニメの視聴回数は累計7億回を突破、映像ソフトの売り上げは累計120万本を突破している[7]。さらに、コンシューマーゲームの売り上げは全世界累計430万本を突破、モバイルゲームは全世界で2500万ダウンロードを突破している[7]。
- また2017年2月公開の劇場アニメの興行収入は、国内で25億円、全世界で43億円を超えた[8]。
- 『第12回オリコン上半期“本”ランキング 2019』ジャンル別「文庫」では、第21巻がライトノベル作品で初めて同部門の1位を獲得した[9]。さらに「ライトノベル(BOOK・文庫)」部門では、2015年から5年連続、通算6度目の同部門1位を記録した[9]。
- 評価
- 2011年発行の『このライトノベルがすごい!2012』では、作品部門ランキングで1位を獲得。翌年の『このライトノベルがすごい!2013』においても2位以下に大差を付けて1位の座を守り、『このライトノベルがすごい!』刊行史上初の作品部門2連覇を達成した。『このライトノベルがすごい! 2020』で発表された「2010年代総合ランキング」でも1位となり殿堂入りすることとなった。
- その他
- タイトルの「ソードアート・オンライン」は作中に登場するオンラインゲームの名称であり、作品自体にもゲームと同じくSAOという略称が使われる。また作者によると、自身もプレイした『ウルティマオンライン』や『ラグナロクオンライン』の影響を受けているという[10]。
- スティーヴン・スピルバーグ監督『レディ・プレイヤー1』の原作者アーネスト・クラインとの対談では2人とも、押井守の『アヴァロン』にインスピレーションを受けたと挙げている。特に川原は、「僕は『アヴァロン』に影響を受けて『ソードアート・オンライン』の銃で戦うチャプターを書いた。」と話している[11]。
あらすじ
この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。あらすじの書き方を参考にして、物語全体の流れが理解できるように(ネタバレも含めて)、著作権を侵害しないようご自身の言葉で加筆を行なってください。(2015年7月)(使い方) |
西暦2022年、1000人のユーザーによるベータテストを経て世界初のVRMMORPG「ソードアート・オンライン」(SAO)の正式サービスが開始され、約1万人のユーザーは完全なる仮想空間を謳歌していた。
しかし、ゲームマスターにして開発者である天才量子物理学者の茅場晶彦がプレイヤーたちの前に現れ、自発的ログアウトは不可能であること、舞台「浮遊城アインクラッド」の最上部第100層のボスを倒してクリアすることだけが脱出する唯一の方法であること、そして死亡した場合には現実世界のプレイヤー自身が本当に死亡するということを宣言した。プレイヤーの1人である少年キリトはこの絶望的な狂気のデスゲームで生き残るべく戦うことを決意し、始まりの街から旅立ってゆく。
しかし、後に「SAO事件」と称されるこのデスゲームは、仮想世界をめぐるさまざまな事件の幕開けにすぎなかった。
- プログレッシブ
- 前日譚 収録巻:『プログレッシブ』第1巻 -
- デスゲームの開始から1か月、アインクラッドではすでに約2千人ものプレイヤーが死亡していた。誰も第1層を突破できずにベータテスターと一般プレイヤーの確執ばかりが深まる中、騎士を自称するプレイヤーであるディアベルの主導により、ついに初めてのボス攻略が行われることになる。そして、キリトはその第1回ボス攻略会議の席にて成り行きから助けた少女アスナとコンビを組む。
- しかし、フロアボスとの戦いによってディアベルが戦死した結果、キリトはベータテスターと一般プレイヤーの対立を鎮めるために「ビーター」の汚名を名乗ることを余儀なくされ、象徴を失った攻略プレイヤーたちも攻略方針の違いから2つの派閥に分かれてしまう。さらには裏から派閥対立を煽り、プレイヤーたちにプレイヤーキル(PK)、つまり殺人の一線を越えさせんとする「煽動PK集団」の影までもが見え隠れする。
- キリトとアスナは攻略集団の中で微妙な立場に置かれながらも、対立と煽動PK集団の暗躍によって危うい舵取りを強いられる派閥間の調整に奔走すると同時に、自らもアインクラッドの攻略に挑んでいく。
- アインクラッド
- 第1部 収録巻:第1巻 - 第2巻 / 第8巻(一部)
- 茅場晶彦によるデスゲームの開始から約2年近くが経過し、最前線は第74層まで達したものの、生存者は約6千人まで減っていた。
- 最強ギルド「血盟騎士団」の副団長となったアスナとのコンビを解消したキリトは、数々の出会いと別れを繰り返しながら孤独なソロプレイヤーとして最前線で戦い続けていた。そんなある日、偶然にもアインクラッドで貴重とされるS級食材を手に入れたキリトは、それをきっかけに久々にアスナとパーティを組み、再び心を通わせていく。それこそが、「SAO事件」最後の3週間の始まりであった。
- フェアリィ・ダンス
- 第2部 収録巻:第3巻 - 第4巻
- SAOがクリアされて約2か月が経過した2025年1月。キリトこと桐ヶ谷和人が現実世界へ帰還していたのに対し、SAOにて心を通わせたアスナこと結城明日奈は帰還することなく病院のベッドにて眠り続けていた。同様に、300人ものプレイヤーが意識を失ったまま眠り続けており、初期化されるはずのSAOサーバーも不可解な稼動を続けているという。
- この現状に乗じ、明日奈の父が経営する総合電子機器メーカー「レクト」の社員にしてSAOサーバーの維持管理担当者である須郷伸之は、強引に明日奈を妻にしようと目論む。自らの無力感に苛まれる和人は、妖精たちのファンタジー世界を舞台としたハイスペックVRMMORPG「アルヴヘイム・オンライン」(ALO)の中でアスナらしき人物が目撃されたという情報を得る。
- 真実を確かめるために再び仮想世界へダイブした和人は、かつてSAOで共に暮らした「娘」のユイやALOへのダイブ直後に出会った剣士のリーファと共に、ALOの中心「世界樹」の攻略を目指す。
- ファントム・バレット
- 第3部 収録巻:第5巻 - 第6巻
- SAOがクリアされて1年後の2025年12月。和人は救出した明日奈やかつての仲間たちと共に、ALOの世界を生きていた。そんなある日、和人は「SAO事件」で顔見知りとなった総務省仮想課の職員である菊岡誠二郎から、銃撃戦が繰り広げられる銃器と鋼鉄のVRMMORPG「ガンゲイル・オンライン」(GGO)に出没した謎のプレイヤーである死銃(デス・ガン)が関わるとされる連続変死事件の調査を依頼される。
- 真相を究明するべくGGOへダイブした和人は、ログイン直後に知り合った少女のシノンからこの世界についてのレクチャーを受けつつ、死銃との接触を図るべく最強のガンナーを決める大会「バレット・オブ・バレッツ」(BoB)に参加する。これまでとまったく勝手の違う銃器世界での戦いにキリトは苦戦するが、持ち前の剣技と反射神経、センスを駆使しながら勝ち抜いていく。やがて一連の事件の真実に迫る中、キリトはSAO時代の忌まわしき因縁と対峙することになる。
- キャリバー
- 外伝 収録巻:第8巻(一部)
- 2025年12月28日の朝、和人と直葉は「MMOトゥモロー」の一面を飾った「聖剣エクスキャリバー」発見の知らせを目撃する。新生アインクラッド攻略にかまけてヨツンヘイム攻略をおろそかにしていた和人は、これを機に「聖剣エクスキャリバー」獲得を目指す。しかし、ヨツンヘイムへ降りたキリト達が目にしたのは巨人型邪神と共闘して象水母型邪神を狩るレイドパーティーという奇妙な光景であった。
- マザーズ・ロザリオ
- 外伝 収録巻:第7巻
- 「死銃事件」から数週間後の2026年1月。アスナはリズベットたちから「絶剣」と呼ばれる凄腕の剣士がALOに現れたことを聞く。その剣士は自らの「オリジナル・ソードスキル」を賭け、1対1の「デュエル」の相手を募集しているらしい。キリトすら撃ち破ったその腕と剣技に興味を持ったアスナは自分も「絶剣」ことユウキに勝負を挑むが、熱戦の末に敗れてしまう。その後、アスナは親しくなったユウキから彼女がリーダーを務めるギルド「スリーピング・ナイツ」を紹介され、他のメンバーとも打ち解け始める。しかし、「スリーピング・ナイツ」のメンバーにはある悲しい秘密が隠されていたのだった。
12話×8シーズン+劇場版3~❔