アメリカ政府は16日、国の債務の総額が議会の定める上限に達したと発表。
アメリカでは国の債務の総額について議会が上限を設けていますが、債務の総額が議会の定めた上限である日本円で1100兆円余りに達したと発表しました。アメリカは必要な財源を新たな国債の発行によって賄うことができなくなりました。このためガイトナー財務長官は、書簡の中で、ことしの8月2日までの間、公務員年金の財源を事実上流用する異例の措置をとることで、債務不履行といった最悪の事態を回避していく考えを示しました。そのうえで、議会に対し「経済的に壊滅的な結果」を招くことがないよう連邦債務の上限の切り上げを速やかに認めるよう訴えています。しかし、議会では、下院の多数派を占める野党・共和党が、オバマ政権が大幅な財政赤字の削減を約束しないかぎり、上限の引き上げには応じない姿勢を示しているため、政府・与党と野党の間の協議は容易には決着しない見通しで、アメリカ国債に対する信頼性が低下するおそれも出ています。
このまま上限の引き上げには応じない場合 ”世界恐慌”


