公開初日に行きました

9:30の回だったので、前後にコワスペで仕事をして

 

映画館ほぼ満員でした

普段映画館行くとガラガラなので、新鮮です

 

特典のこれが欲しくて早めに行きました

 

 

普通の単行本かと思ったら、ちょっとラフなネームで

これはこれでいいですね

まんまと単行本が欲しくなりました(まだ持ってない)

 

映画のほうは、絵がよかったですね

生き生きとして、感情豊かで、瑞々しい感じで

アニメーションでしかできない表現というか

 

あらすじとして、そんなに大きな展開はありません

京アニ事件を基にしているとか、そういう背景を知っているとより深みを感じられると思います

ちなみにチェンソーマンは血が多いのが苦手で見ていません

 

そこまで新鮮な驚きがありませんが、これを待っていたクリエイターが多かったんだと思います

というのはきっと

クリエイターの努力とか生きざまをクリエイター自身で、これほどまでにストレートに描くのは照れ臭いと思うので

誰かに描いてほしいという願いが人気につながっている気がします

 

長女が芸術高校を目指して画塾に通っています

本人は努力とは思ってないですが、毎日絵を描いていて

日に日に上達していく姿がなんだか重なりました

 

芸術高校は少ないです

私立だと、女子校ばかりなのはなんでだろうと思ったら

芸術はカネにならないからか、と気づいて目から鱗でした

いや、カネにならないというよりは、カネになるまでに時間がかかるってことか

 

私の実家は自営業で、両親も商才があり、カネには不自由していなかったので好きに生きてきました

特に父親は何よりも自分のしたいことを優先し、自由を愛しています

 

なので、娘たちもやりたいと思ったことができました

女ばかりの3姉妹だったのもあるのかな

男だったら、後を継ぐとかカネになる仕事につくための勉強をさせられていた可能性もあるのかな

 

私は、長女が芸術高校に行くために、リサーチをして画塾も決め、さまざまな手配をしてきました

夫があまりにも私に任せっきりなので、なぜ長女に関心がないのかを聞いたところ

「関心がないわけじゃない。変なことをしないか監視はしている。普通は(芸術を)やらせない」と

呆れて笑ってしまいました

 

まあ、よくよく聞いてみると夫は

やりたいことをやらせてもらえなかった男の子だったんですね

夫も本当は絵を描きたかったらしく、今の長女に嫉妬のようなものを覚えているようです

 

私は運よく、やりたいこと以外の仕事をしなくてはならないという状況がなかったし

芸術はカネにならないからやらないという発想が全くなかったです

カネにならなくてもやりたければやったほうがいいと思っているほうです

それは、私が恵まれた環境にあったから持てる発想なんですね

 

「やりたいことやればいいじゃん」という私にとっての当たり前が

夫にとっては当たり前ではなかったわけですね

 

今でも私がやりたいことをやれてるのは

やりたいことをやれなかった夫のおかげですね

ほんとすみません、ありがたいです

きっと長女も将来そう思うと思います

 

いい映画でした

長女にも見てほしいです