専門家、芸人、タレントも凌駕で最強?

Business Journal

主要なテレビ番組はほぼすべて視聴し、「週刊新潮」などに連載を持つライター・イラストレーターの吉田潮氏が、忙しいビジネスパーソンのために、観るべきテレビ番組とそ の“楽しみ方”をお伝えします。

先週はまさに「マツコ・デラックス・ ウィーク」だった。

毎週、マツコがメインで出演するレ ギュラー番組は楽しみにしている。マツコがメインではなく大勢の中のひとりという扱いの番組は、基本的に面白くないので観ていない。マツコ頼みなのは何も視聴者だけではない。テレビ局側も、今じゃ「春のマツコ祭り」である。白いお皿は当たらないけれど。

4月4日は『池上×マツコニュースな話』(テレビ朝日系/19:00~)、
『アウト×デラックス』(フジテレビ系/22:00~)、
5日は『マツコの知らない~SP~』(TBS系/21:00~)と、 たった2日間でプライムタイムはマツコだらけ。こうなると、なかばメディアジャックレベルだ。

基本的に、テレビに出すぎていると飽きられるのも早いはず。マツコは確か2年前くらいから露出がグンと増え、民放キー局はほぼ制覇。それでも飽きない・ 飽きられないのは、マツコが各種芸能人や有名人の特色をすべて満たせるからだ。もっと言えば、スタジオに不要な芸能人を切り捨てる“リストラ&ギャラ節 約”を可能にしたのがマツコである。

池上彰とサシで、ほかのゲストなしに構成した『池上×マツコ~』は、社会情勢や日本が抱える問題点に斬りこむ番組だった。今までの池上起用スタイルは、おバカな芸能人相手に池上がわかりやすく解説するのが定番だった。が、もはやおバカな芸能人は不要で、核心を突くことが池上にも求められている時代。そこで適役だったのがマツコである。

知ったかぶりするでもなく、ドン引きするほどKYな質問をするでもなく、ちょうどいい塩梅で現状を咀嚼していくのはマツコならでは。少し小さくまとまりすぎた感もあるし、池上から最後に「いつものマツコと違う」とツッコまれてはいたけれど。

また、『アウト×デラックス』は素人玄人問わず、痛々しいキテレツさん(アウトな人)を呼んで盛り上げる番組だが、そもそもマツコも一般社会で言えばアウトな人。だからこそ、嘘偽りや余計な気遣いをすることなく、アウトな人をいじり倒せるわけだ。こうした番組は、 自分がまっとうだと信じて疑わない人にMCをさせても、鼻につくだけである。

『マツコの知らない世界』は、いまだ買い控えと節約から離れられない、貧乏くさい日本社会に、消費欲を煽ることに成功。次々と出される食品をたった3口で美しく食べていくマツコは、ベテラングルメレポーターをこぞって失業させるレベ ルである。

セクシュアルマイノリティであり、男であり、女(装)であり、オジサンでもあり、オバサンでもあるマツコ。芯の 通った物言いは評論家や専門家の人々の代わりになる。毒舌と自虐のバランスの良さは、お笑い芸人を凌駕している。図々しさと業の深さは熟女タレントよりはるかにうわてだ。性別も世代も越えて、あらゆる層の共感を得られるなんて、最強である。そのうち、出産や育児についてもキレのある提言をしてくれるんじゃないかと思うほど。そうなると、ブログ炎上と物販で稼ぐB級ママタレたちも職を失うだろう。

とはいえ、マツコ自身がまったく興味のないことまで手を広げさせられるのも、さぞかしツラかろう。そのうち、消費されて疲弊し、死んだ魚のような目になったマツコが映し出されるかもしれない。
「日本って他の国からどう見られている?」「日本のイメージは?」こういう話題って日本人は大好きですよね。もちろん、筆者も大好きです。なので、いつも筆者は日本にいる外国人に必ずこう質問しています。

「日本に来る前、日本をどんな国だと思った…?」

でも、その回答が結構興味深い。かなり極端な回答だったり、「Weird=異様」なモノだったりするわけです。ということで、今回は彼らに聞いた「来日前に感じた日本の印象18個」を紹介したいと思い ます。

1、老人がゲーセンでバトルしている →「そんな老人見たことない」
2、侍がいる →「見たことない」
3、富士山がどこでも見える →「どこで も見えない」
4、女の子が入った自動販売機がある→「そんなのない」 5、祭りのほとんどが奇妙→「一部だけじゃん」
6、ドアのノブが好き→「そんなことない」
7、幼虫や昆虫を日常的に食べる→「日常的に食べない」 8、先進国だからある程度英語が通じる→「通じない」 9、多くの人が着物を着ている→「たまに見る」
10、芸人「ハードゲイ」が人気→「人気ない」
11、松が至るところに生えている→「 部分的に生えている」
12、桜が年中咲いている→「季節限定だった」 13、女体盛りがある→「ない」
14、寿司を家で作って食べる→「Take Outするぐらい」 15、日本人はほとんどがオタク→「みんな普通」
16、カプセルホテルが流行っている→「流行ってはいない」
17、相撲を日常的にやっている→「やってない」
18、電車でエッチな本読んでいる→「たまにいる」

いかがでしたでしょうか? でも、彼らは最後に口を揃えてこう言います。「日本って想像したのと違って意外と普通だった」と…

どこに行っても海外からの意見はいろんな意見があるだろうね。回答者の偏見もあるし。日本はアジアの国の1つだから、大きな中国に含まれてるかもしれないね。
web R25

求人意欲が上昇の兆しを見せているとはいえ、若者の雇用を取り巻く状況はいまだ厳しい。平成24年度大学卒業者で「進学も就職もしていない」進路未決定者は8万6566人。非正規雇用やアルバイトも含めた「安定的な雇用に就いていない卒業者」は卒業者全体の22.9%にものぼる(文部科学省「平成24年度学校基本調査」)。

そんななか、就職活動に苦戦する若者たちをサポートする「就活支援講座」を、地方自治体が開設するケースが増えてきている。例えば、前橋市では2010年から「まえばし就活実践塾」を開催し、就職活動中の若者・学生を対象に、全6回の講座で自己分析から応募書類の書き方、面接対策といった「就職活動の基本」を伝授。千葉市も、「千葉市ふるさとハローワーク」を開設し、「就職力向上講座」「面接対策講座」などの就職応援プロ ジェクトを行っている。

近くにこうした支援体制がない場合は、民間企業が行う講座を受講する手もある。ほとんどは有料だが、大手企業等が「社会貢献活動」として無料で行うものもあるようだ。

では、そうした講座では具体的にどんなことを教えてくれるのか?若者のための就職応援プログラム「ホンキの就職」の企画を担当する黒石健太郎氏に伺った。

「就職活動中というのは、意外と孤独になりがちなので、まずは自分だけでは気づかない課題に気づいてもらうことが大事。私たちが何かを教えるというよりも、参加者15人程度が少人数のグループを組み、ディスカッションしながら自発的な気づきや自律的な行動につなげることを目的としています」

就職活動がうまくいかないと、どうしても自身の面接スキルなどに疑いを持つ人が多い。だが、じつは就職できない若者にもっとも足りないのは「行動量」だと黒石さんはいう。

「現在の就職戦線は30社受けてやっと1社の内定が出るといわれる狭き門。にもかかわらず、そこまでの数を受ける前に自信をなくし、挫折してしまう人が多いようです。そこで、『ホンキの就職』4Daysグループワークでは、全4回の講座期間中、1日1件応募してもらうことを宿題にしています。達成できたかどうかを毎回振り返り、参加者同士で切磋琢磨することで最終的にはほぼ全員が課題を達成できるようになります」

こうしたグループワークは面接スキルの向上にも役立つ。メンバー同士で互いに指摘し合うことで「独りよがりの面接」から脱却できるという。

「例えば飲食店の店長候補の採用面接で『料理好き』をアピールする人がいます。飲食店なので料理好きはプラス材料のように思えますが、期待されているのはマネージャーとしてのスキルや適正なので、あまり有効なアピールとはいえません。こうしたズレを第三者の客観的な視点から指摘してもらい、自分の強みと企業が求める力との『真の接点』を見つけていくことが重要です」

自分と同じ立場の仲間と、ともに考え、就職力を鍛える。就活に行き詰ったら、こうした講座の門を叩いてみるのもアリかもしれない。
(R25編集部)

良いところを受けすぎではないのかな?
自分のまわりの人たちはすんなり就職、転職してるけど…選り好みしすぎなんだろうね。
まぁ一生の仕事になるから始めに苦労して就職していい会社に勤めれたら後は楽かもしれないしね。
かといって30社受けてダメなのは妥協するとかしたほうがいいんじゃないかな。


面接100点でも仕事スキル50点なら、面接50点で仕事スキル100点の人材を見抜く企業側の力も必要かもしれない!?


※コラムの内容は、フリーマガジンR25お よびweb R25から一部抜粋したものです