前回の記事に続いて、
「チャイニーズレンズ」の感想の後編を書いてみた。
この本の前半は、著者、ウさんのエッセイ。
日本と中国の間を生きてきたウさんの、
いろんな戸惑いや悩み、気持ちの変化が書かれていた。
後半は、カメラマンであるウさんのテーマとなっている
国際結婚のカップルの写真と取材による文章がいろいろ。
国際結婚といっても、いろんな形がある。
ウさんは、日本に来る前に、自分は絶対に国際結婚はしないと思った。
でも、一緒に留学してきた多くの留学生が、国際結婚をしていく。
それで、彼女は、国際結婚をしたカップルに興味を持った。
そして、写真を撮り、取材をした。
結果的に、国際結婚は嫌だという気持ちはどう変わったのだろう。
ウさんの今の現状は、どうなのかな。とても知りたい。
私は別に「絶対しない」などと考えていなかった。
でも、最初、やはり国際結婚について抵抗を感じた。![]()
それは、同じ国の人と結婚するのが普通だと
当たり前のように思っていたから。
同じ国ということは、言葉が同じで、
受けた教育や文化環境なども大きく言えば同じということ。
でも、それが「同じ」ということが、幸せにつながるの?
「同じ」じゃなくっても、
国際結婚しても幸せに生活してる人々もいるじゃないか。
じゃあ、幸せな結婚には何が必要?![]()
もちろん、お互いに交流できることは基礎。
それで理解し合い、お互いの違いを尊重しながら、ともに生きて行く。
このように頭で考えるのは簡単だが、
実際に出来るかどうかは、同じ国の人でも確信できないと思う。
人間はもともと孤独な生き物と思う。
生まれてから、いろんな別の人間と出会い、
さまざまな関係をつくり、人間社会ができる。
だから、国がそれぞれ違っていても、
受けた教育や文化環境などが違っていても、
出会って、友達関係、そして夫婦関係になれる。
そう考えれば、人間の出会いは不思議なもんだな~と思う。
昔の私は、今の私の人間関係を絶対に想像できなかった。
「有缘千里来相会」という中国の諺がある。
縁があれば、人々は遠く離れていてもどこかで出会う。
縁を信じなきゃならない時があるねー。![]()
