この頃の練習は、平日週2日は朝５時前に起き、１時間ちょっとで自宅から駒沢公園まで走り、１周2.1キロの周回路を３周走り、また走って戻って10キロ。
週末はロング走で１月11日の谷真理ハーフから、翌週日曜には26キロ、その翌週には27キロ、と走る距離を延ばして行きました。
走力はなかなか上がらず、１キロあたり7分を切ることが結構難しい。前年には軽く６分半で走れていたのに、やはり体力は落ちていたかもしれません。あるいは、11月にほとんど走ることができなかったからかな。
とにかく、マラソンは積み重ね。42.195キロは、その仕上げに過ぎません。
抗がん剤の影響で、口内炎と、味覚障害があり、あまり食べることができなかったし、仕事は忙しかったし...でも、目標と目的をもってすごす日々は充実していた、と今となっては言い切ることができます。
週に一度はセミナーなど、夜の勉強会にも出ていたし、１月には３度もツーリングに行けています。
そして、練習不足を補うためのお風呂スクワット30回。これも毎日続けました。
負けたくない！何よりも自分に負けたくない、と思って暮らしていたような気がします。
でも、雨が降って朝、走れない日は心からほっとして１時間、ゆったり布団の暖かみを噛み締めていた自分もいました。
そうして１月は過去最高の走行距離232キロを達成しました。
一般に、月200キロ走るとマラソンも走れる、と言います。単なる目安なので、絶対とはいいません。でも、「東京マラソン」のスタートラインに立つ、その目標にかなり近づけた、という実感を得た直前一ヶ月でした。
写真は、東京マラソンまでの日数を逆算し、スクワットをしたら斜め線で引いて行く、というメモです。毎日、忘れないようにつけていました。
