【開催日決定】 ライブ決定!!
6月開催予定であったGiveUpShow2006ですが、 都合により8月26日(土)に決定いたしました。 場所:LiveHallSpace428 東京都品川区大井4-7-11 JR大井町中央口から徒歩5分
さあ、いよいよ本番ですね!次回からは参加バンドを紹介していきます。
Napple 始動!
4/9 吉祥寺NOAHにて。
・都庁(Vo.&perc.左後)
・ウラッシー(Dr.右前)
・ヤギ(B.右後)
・ラッキー(G.左前)
ソウル・ファンク・?をやります。誰もが知っているあの曲も
ソウルのゴッドファーサーのあの曲も見に来て損はなし。
GiveUpShowにふさわしい本物のエンターテイメントをあなたに。
The Hasegawa Story PartⅣ
ハセガワを摩周湖で発見。というニュースが入ってきたのは2006年の
1月に入って少し経ったあたりである。
ホセはゴルゴルを連れて日本にやってきたまでは良かったが
いつでも間が持たなくてイライラしていた。
そんな中入ってきたニュースにとりあえず早く見つけて
終わりにしたい気がしていた。
冬の北海道は地元の人間にも耐え難い寒さだが、他所から
来る人間にも厳しかった。ペルーからやってきたホセは見たことのない
景色と体験したことのない冬景色にやる気が段々失せてきた。
新千歳空港からバスで何時間も揺られながら摩周湖まで来ると
そこには一面凍りついた湖とまばらの人。ほとんどの人が川湯温泉
に向かっていく。
ゴルゴルは流暢な日本語で温泉に来たオバちゃんにひたすら話しかけて
いる。普段無口だがオバちゃんのハートをつかむ話術は持っているようだ。
オバちゃんの中には高倉健が来たとか勘違いしているものもいた。
さて、ゴルゴルが聞き出した情報によると温泉街の番頭をしている
男に似ているという話。早速片っ端から温泉街の浴場を回ってみる。
・・・・・・・・・・・・
「あのハセガワという人を探しているんだが・・・」
「ああ、あそこの男がそうだが・・・」
・・・・・・・・・・・・
名前だけ同じの全く違う男性だった。
だが、その男は重要な情報を知っていた。
「札幌でサラ金の集金しているやつに似ている男がいたなあ」
・・・・・・・・・・・・・
怪しい感じもあったが、他に情報もないので札幌までまたバスにのって
いくことにした。
ゴルゴルは温泉街のババアには非常に愛想が良かったが、
ホセには必要最低限しか言葉を交わさなかった。
札幌まで来て駅前でサラ金業者の情報を調べ始めると、ホセは
ふとホームシックな気分になってきた。
ああ、俺は何をしているんだろう。しかし、やつに会ってやりたい
あれのためにもう少しがんばるしかないか・・・。
夜になってかなり疲れが増してきた。すでに昼には30件ほどのサラ金を
回ってきている。ある店ではいきなり監禁されてボコボコにされた。
どうやら支払いを延期してほしいと頼みに来たと勘違いされたらしい。
ススキノでホセはゴルゴルととりあえずいっぱいやることにした。
何の店かよくわからないままメイドキャバに入った。
「いらっしゃいませ、ご主人様」
ホセ、ゴルゴルにも一人ずつメイドがついてビールを3杯ほど飲んだ
あたりでホセは段々むかついてきた。
そもそも隣のメイドと話が合わないことに腹が立っていたのだが
思わず口をついてでた言葉は
「ゴルゴルは役にたたねえやつだなー。ハセガワ見つかんねえじゃねえか」
「何だと」
騒然となった。
「まあ、こんなところでみっともないからやめなよ」
止めに入ったのはなんと、ラッキーだった。
さらに見回すとウラッシーとinochanがいた。こちらをジーッとみている。
・・・・・・・・・・・
彼らもハセガワを探して北海道まで来たが途中からスキーツアーということに
変更したのだ。面倒になったからである。
店を変えてサッポロビール園でジンギスカンを食う事にした。
ゴルゴルは奥さんが産気づいたので帰ってしまった。
ホセ:「懐かしいなあ。こんなところであうとはなあ」
ウラッシー:「何しに北海道まで来たの?」
ホセ:「そりゃ、Giveupshowでしょ?」
ラッキー:「そうそう、やつがいないと始まらないからねえ」
inochan:「見つからないときどうする??」
そう、みなハセガワを探している。
GiveUpShowでNapple再結成するから。パイナップル頭のあの男だ。
携帯電話でニュースを見ていたウラッシーが
札幌で中年男性のミイラ死体発見というニュースで色めきたった。
まさか・・・・・
全員このニュースの現場に向かうことにした。何もなければいいが・・・。
現場は人だかりで騒然としていた。警官が人垣をけん制している。
ホセ:「すみません、知り合いかもしれないんですが・・・」
警官:「はいはい、関係ない人は下がって」
あーーーーーーー!!!!!
なんとこの警官、ヤマ中ではないか。
ホテルマン、教師、中華料理屋を転々とした挙句、行方がわからなくなっていた
Nappleのギタリスト。
「なにやってんだ?」とヤマ中。「おまえこそーー?」とラッキー。
「あの死体はハセガワか?」
少しの静寂の後、ヤマ中は口を開いた。
「残念だけど、そうなんだ。」
ヤマ中もハセガワを探していた一人。札幌まで追いかけてきたが
餓死したまま動かなくなった伝説の男の死体を見ることになるとは・・・。
-酒とか、どうよ
ラッキーは自宅への土産で買った日本酒「くどき上手」をおもむろに
取り出してみた。全員で弔いの酒になってしまった。
献杯しようとしたその時・・・
死体がなんと、起き上がっている。
その上、酒を奪い取った。
すべて飲み干された。
ハセガワ復活。
実はミイラ死体というのは誤報だったのだ。酒に酔って単に寝ていただけだったが
もともとミイラっぽいので通報されてしまったのだった。
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ハイ、オチはありません。なんと、ハセガワ生きてました。
札幌の住所を入手して酒を送ったところ、最初は不在だったのですが
数日後、郵便局に取りに来たのです。
ドッキリではないのですが、かなり笑えました。
いろいろヤギ、ウラシマから話はしました。
ただ、本人いわく出場の確約はできないとのこと。
ひたすら彼が出てくれるのを待つのみです。それまでは残りのメンバーで
ライブに備えます。
本番をお楽しみに!!!!!
The Hasegawa Story PartⅢ
一週間のうちで嫌いな曜日はいつかと尋ねると、誰でも
「月曜日」と答えるに違いない。
この男もそうだった。ラッキー・スプラッシュ。
就職してから一向に出世せず、毎日毎日僕らは鉄板の
上で焼かれてイヤになっていた。
ある日、夢を見た。
10人の女性に囲まれて「シークル、シークル・・・」
あの頃は楽しかったなあ。
ハッ!?夢か・・・
そういえばInochanのSaxしばらく聞いてないな・・・。
どうしているんだろう。
早速電話してみた。
「もしもし、Inochan パパだが何の用だね?」
「ハロー!!Inochanいる?」
「残念だが・・・ぅぅ。また今度にしてくれないか」
そこで電話は切れた。
翌日ラッキー宛てにメールが来た。
「昨日はゴメン。どうしたんだい?」
すぐさま返事。
「なんか急にSaxが聞きたくなったんだよ」
「今Saxはやってないんだ」
「残念だね。なんか面白いことないかな」
「自分も探し中なんだ。いい話があったら誘ってくれよ」
ちょっとは気が晴れた。しかし、何の解決にもなっていなかった。
TVで青春アミーゴがかかっていた。
自分も修二になったつもりで「Si、オーレたちはいつでーも・・・」
と振り付けしながら歌っていると、玄関のピンポンがなった。
「うるさいんだけど。あーた何時だと思っているの」
「すみません。今ちょうどいいとこだったんですけど・・・。」
「次やったら警察に言うわよ」
「気をつけます」
自分の部屋に戻ったラッキーは押入れにギターがあったのを
思い出した。引っ張り出すこと一時間。
弦は張り替えなくてもそのまま弾けそう。
早速アンプに繋いでPrinceのLet's Go Crazyを弾いてみる。
おお、いい感じ。じゃ、次はJames BrownのSex Machine。
その次はDr.FeelGood
・・・
ピンポーン
・・・
代々木警察署のものですけどー
事情徴収を受けながらNappleショーの構成で頭はいっぱいだった。
(つづく)
The Hasegawa Story PartⅡ
ペルーの首都はリマ。リマ国際空港に一人のヒットマンが降りたった。
彼の名はゴルゴル十三。重要な人物と面会の予定があった。
クーデターや暴動が日常茶飯事のこの国にあって常に空港から
市街地までは軍隊の警備が張られている。
ゴルゴルはタクシーに乗って市街地に向かうことにした。
運転手はゾマホンに似ていたが英語は通じるようだった。
「お客さん、この国は初めて?」
「・・・」
「いい娘紹介するよ」
「・・・」
「お前のカーちゃんでべそ!」
「ウルセーこの野郎!!」
そうこうしているうちに市街地のホテルアークに着いた。
チェックインを済ませて部屋でシャワーを浴びていると
電話が鳴った。
「マネージャのホセ・ヤギです。最上階のレストランに個室が
あるのでそちらに来ていただけますか?」
早速、着替えてレストランへと向かった。
個室に入ると二人の男が椅子に腰掛けていた。
一人はゴルゴルが入るなり、立ち上がって深々と頭を下げた。
「ホセ・ヤギです。ホセと呼んでください。こちらはわが社の
ホリー・キー ペルー支社長です」
ゴルゴルは全く返事もせず、少し間をおいて
「早速要件を聞かせてもらおうか」
と返した。
「・・・実は捜している男がいる。ベロベロマンチョ・ハセガワという日系10世だ。」
ホリー・キーは静かに話し出した。
「・・・そんなわけで全てはこのホセが知っている。彼と一緒に探し出してくれないか」
「報酬はいくらだ」
「××ドルでどう?」(耳打ち)
「エーーーーそんなにくれるの??」
「なんちゃってな」
「ハァ?」
釈然としないままゴルゴルはホセと共に日本に向かった。
ホセによるとハセガワは中肉中背でケツの閉まり具合が最高だという。
どうやらホセはNappleのリーダーだったらしい。Napple活動停止後に
証券の世界に飛び込んだハセガワは数々の証券取引法違反行為で
警察に追われる身になってしまった。茨木の水戸で似ている男を見た
という情報など複数の情報が寄せられたが、結局見つからなかった。
彼が逮捕される前に是非やっておきたいことがあるという・・・。
(つづく)
The Hasegawa Story PartⅠ
日本中を熱狂させたあのNappleが活動を停止してから10年。
メンバーはそれぞれ別々の道を歩んでいる。
大手コンサルでマネージャとなったもの、教師になったもの
家族をもつもの、WEBの仕事をするもの。
みなその日その日は充実していたが、何か物足りなさを
感じていた。
ウラッシー・セブンは教壇で生徒に向かって問いかけていた。
「君たちは青春しているかい?」
・・・
意味不明だった。
彼はドラム担当だった。
2005年の夏休み。来年の甲子園を目指して生徒とランニング
していたウラッシーは校門の前で赤いRX-7が止まっているのが
目に入った。
おや、見たことあるなあと目を凝らしていると、カーラジオから
フォートップスが流れてきた。
「あぁ、フォートップレス・・・」
忘れているものが何だったか思い出してきたようだった。
(つづく)








