LIFE   ~企業人事とスマホで繋がる~

 

”LIFE” 就活アプリの中の人に聞く!!   http://goo.gl/hggYtr 

 

 

 人生で最も大きな選択を迫られるものの一つ”就職”。”就活”という大学生の一大イベントに悩み始めている人も多いのではないでしょうか。就職活動は、自分が将来どんな人生を送りたいか、どんな人間になりたいか大きく考える分岐点になると思います。しかしながら、今、情報化社会になり、就活関連の情報があふれていて、何から手をつけていいのやらとなってしまうのではないでしょうか。書いている私も絶賛18卒の就活生。同じ悩みを抱えています。

 

 

 

 

 

 そんな中”LIFE”というアプリも就活生用に考えられたアプリです。LINEのようなチャット形式で就活を進められるアプリです。これを開発した”株式会社 ギブリー”でインターンをしている私は、このアプリの学生ユーザー数を増やすというミッションを与えられました。地道に自分の友達にお願いしていたのですが、頼んだ人とダウンロードしてくれた人の数が一致しない!ということにショックを受けました。よくよく考えてみると、いくら、友達に頼まれても、その良さや価値を感じなくては、ダウンロードしようとはなりませんよね。ということで、私、普段は見えない、アプリの中のに”LIFE”について聞いて、その良さを探っていきたいと思います。

 

 今回お話を伺ったのは、ギブリーで”LIFE http://goo.gl/hggYtr”の立ち上げから携わっていた大賀邦明(30)さん。創価大学教育学部卒業後、金融業界に。しかし、売り上げが上がってもそれは自分がすごいのではなくて、その企業さんがすごいだけ。伝わり手ではなく現場でやりたいという思いからギブリーに転職し、今に至ります。

 

 

 

 

 

1.就活アプリ”LIFE”開発の背景 

2. LIFEを学生が使うメリットは。

3.人事とチャット機能の使い方

4.昨年実績

5.自身の就活を振り返って

6.大賀さんの学生生活

7.就活を意識したきっかけ

 

 

1.就活アプリ”LIFE”開発の背景 

 学生が企業を探す方法がナビ上に関わっている就職活動の期間しかなくて、その時に聞くのは先輩だったり、リクナビマイナビに登録したりとか、大学で行われる合同説明会からの情報しかない。そして大多数を占めるのは、ナビ上の情報。学生は知っている企業や人気の企業から順番に見ていく傾向があります。 

 一方で学生は就活を意識して生きてこなかった分、企業や業界に対する知識量はたかが知れています。企業は日本全国に400万あると言われています。「その学生と企業の溝を埋めたい。学生と企業の本質的なマッチングだったり、出会いの場を広げたい。」そういう思いから作られました。

 

 

2. LIFEを学生が使うメリットは。   http://goo.gl/hggYtr

 まずは、LIFEの公式キャラクターライフィー。メッセージのお友達の中に「ライフィー」がいます。年中ここに相談すれば何かしら返ってくる状態は作れています。今まで、何か不安や疑問、話を聞きたい時は、キャリアセンターや説明会に行かないといけませんでしたが、LIFEなら、就活に詳しい人が管理しているのでライトにそういった情報が聞けます。ライフィーの良さは、「送ったら返ってくる気軽さ」ライトな質問も躊躇なく聴けることです。

 

 

3.人事とチャット機能の使い方  http://goo.gl/hggYtr

 人事とのチャットは今は(10月現在)そんなに稼働していません。人事も就活にまだ力を入れ切れていない時期だからです。1月以降は、企業側も本腰を入れ始めるので、このアプリを使っての企業とのコミュニケーションが増えてくると思います。昨年は、説明会などで出会った企業と学生がLIFEを使った、連絡をしていました。就活本番期が近づいてくるにつれ、1日100件近いメールが来ることになる就活生。大事なメールを見落としてしまうリスクが高くなります。LIFEはLINEの就活版。企業とのやりとりをLINE化すれば、そういったことも減らせると思っています。

 

 

4.昨年実績

 昨年は、12月に始動し始め、学生ユーザー数 1万3000人。参加企業は80社でした。18卒用に来年の3月末までに200社を目指しています。

 

 

 

 

5.自身の就活を振り返って

 就活は比較的早く始めていました。だからやりにくさはそんなに感じていません。全部で70社くらい受けたかな。ただ、自分自身を伝えるのが苦手で、勢いや元気さで乗り越えようとしていた求められているアウトプットはなかなかできませんでした。最適なアウトプットにどう近づけるかわかっていなかったのだと思います。

ーーーーーーLIFEによってその問題は解決できたと思いますか。ーーーーーーーーーー

 自分を見つめ直すきっかけになったと思います。自分の適性を探りながら、自分が見ていなかった業界に興味を持つことができたかもしれません。  

 

 

6.大賀さんの学生生活

 4年間常に挑戦し続けた生活でした。1,2年生の時は世界20ヵ国以上で計240人以上の学生寮の運営スタッフや、500人規模の体育祭の実行委員、バスケサークルの立ち上げなどやったり、その渦中に興味本意にIT系のインターン面接を受けて失敗経験積んだりしてました。大学3年ではアメリカに語学研修や初めてインターンシップに参加して、広報活動が解禁する前から、セミナーや学内イベントなど積極的に参加して、単純に面白そうという理由で、業界をあまり絞らず大手企業に入社するために動いてました。

 

 

 

7.就活を意識したきっかけ

大学3年前期に、経営学部の「人的資源管理論」を興味本意で受講したのがきっかけでした。元々、教育学部で教職をとってたけど、別に教師になりたいわけでもなく、純粋に面白そうだなと思って授業に潜り込んでたら、今まで経営=お金儲けのイメージが、人を大事にすることが業績拡大や会社の発展に大きく寄与する事実を受けて、もっと社会に価値を残すためには、ビジネスで成功しないといかんと思い、就職活動を本気でやろうと思いました。

 

 

 

 

 

 いかがだったでしょうか。これを読んで、少しでもLIFEのことを知っていただけたら嬉しいです。たくさん情報がある中で、何を選んでいいかわからない、信用していいのかわからない状態かもしれません。ただ、私は、野菜が売ってあるところに時々「私が作りました」っていう人の写真が載っていると、その人を全然知らなくても安心できてしまいます。それを目指して、これが少しでもLIFEというものを可視化できる、使ってみたいなと思えるものにしたいなと書きました。

 これからもLIFEの学生ユーザーと企業ユーザーが増えますように。 http://goo.gl/hggYtr

(文:上智大学 瀧上志帆)