バストアップ 豊胸手術 ３つの方法 その特徴とは？
バストアップ を果たすためには、普段の食事やマッサージなど、努力と忍耐が大切ですが、即効、効果を求める女性は、“美容外科での豊胸”を考えている人も多いかもしれません。
美容外科での豊胸には、大きく分けて、
（１）シリコンバック豊胸
（２）ヒアルロン酸注入
（３）脂肪注入
の３つのパターンがあります。それぞれを解説してみましょう。
その１ シリコンバック豊胸
シリコンバック挿入は、希望通りの大きさとボリュームあるバストサイズを実現することができるのが最大の魅力でしょう。
他の豊胸術では、最大でも2カップほどのサイズアップまでですが、シリコンバック挿入では、100㏄から500㏄くらいまで幅広いサイズがあり、希望のサイズ・・・たとえば3カップ以上・・・とかの大幅なバストアップが期待できます。
また、一度挿入した後でもサイズの修正が可能なので、理想の大きさを常に維持できるのもメリットのひとつです。
これだけ書くと、メリットばかりのようですが、反面デメリットもあります。
まず、手術後、どうしても痛みが伴います。人によっては大きな激痛がしばらく続くこともあります。
また触った感じや見た感じが、どうしても不自然さが残るという点。
大きさは自分の理想のサイズでも、形が思い描いていた形よりもややお椀型に近かったり、シコリのようになって固かったりなど、どうしても100％満足という訳にはいきません。
そのため、せっかく大きくしたのに、恋人に見せられない、という悩みを抱えてしまうという人も多いようです。
これは、シリコンバックという人工物を、自然な体がなかなか完璧に受け入れないという自然な反応であるため、医者の技術ではどうにも解決できる問題ではありません。
シリコンバック挿入のメリット、デメリット双方をよく検討してみて、実施するかどうかを判断してください。
その２ ヒアルロン酸注入
ヒアルロン酸の注入という豊胸のメリットは、注射だけで簡単に豊胸ができる点です。1カップ程度の豊胸ならば、触った感じも自然な仕上がりとなり、おすすめです。
ヒアルロン酸は、メーカーによって粒子の大きさや構造が違います。粒子の小さいヒアルロン酸は、柔軟性が高い分、脂肪に馴染みやすくなるため、
自然な仕上がりになりますが、その反面、体内に吸収されやすいため、効果が長続きしません。早くて3か月～半年で吸収され、効果が無くなります。そのため、半年ごとに再び注入するなどの措置を行わないと、半永久的に持続ができません。費用も莫大にかかってしまうというデメリットがあります。
その一方、粒子の大きいヒアルロン酸は、持続性が高くなるため、効果が長持ちします。しかし柔軟性に欠けるため、デコボコができてしまいやすいというデメリットがあります。
一般的に、バストアップ で使われるヒアルロン酸は、目のシワやクマの改善に使うものと比べて粒子が大きいので、そういった症状が出やすいと考えて下さい。
もうひとつ、ヒアルロン酸の「濃度」にも注目して下さい。高い濃度を持つヒアルロン酸は体内への吸収も緩やかで、保水性に優れ、高い効果が得られます。ただし高濃度のものは、費用もかかりますので、極端に安い料金を提示している美容外科などには注意をしたほうがいいでしょう。
注射での注入なので、そもそも注射がNGな人にはオススメしません。注入後、強烈な痛みを伴う場合があるので、痛み全般が苦手な人は避けたほうがいいでしょう。
ヒアルロン酸注入による バストアップ は、永久に持続は無理、期間限定の豊胸術と割り切って考えておいたほうがよいでしょうね。
その３ 脂肪注入
脂肪注入によるバストアップ豊胸とは、自分のお尻や太もも、ウエストなどの脂肪を胸に注入するという方法です。特に胸が小さくて、下半身がぽっちゃり、という人には脂肪の移植なので、一石二鳥の方法となります。（ただしやせ形体型の人は、脂肪注入そのものができないケースもあります）
脂肪注入のメリットは、自分の脂肪を使うので、体に順調するという点。異物でもなんでもないので、体への負担が少なくてすみます。
また見た目もとても自然な仕上がりに見える点も大きなポイント。触っても触られても、治療の痕跡もほとんど目立たず、誰が見ても手術をしたという事がわかりません。
体への負担も少なく、自然な仕上がりに。
ここだけを聞くと、まさに完璧なバストアップ法と言えそうですが、現実はそうスムーズにいきません。デメリットの部分ですが、
①脂肪吸引の技術にドクターごとのばらつきがでやすい。
②1回の手術で最大１～1.5カップ程度しか大きくできない。
③脂肪の生着率が弱く、数年でもとに戻ってしまうケースがある。
という点でしょうか。
特に、医師によって、成功、失敗がはっきり出るのがこの脂肪注入法。実施するのであれば、しっかりと事前の下調べをした上で、クリニックを最低限２～３件ほど訪問して、医師から直接話を聞くようにしてください。施設によっては、得意、不得意もありますので、十分な見極めが大切です。
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