岡山県のハルマゲドン知事・石井正弘、“チボリの選挙利用”グランドフィナーレ!(その1)

のつづき


08知事選:投票日へラストスパート /岡山

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081024-00000161-mailo-l33


 終盤を迎えた26日投開票の知事選。4選を目指す現職の石井正弘氏(62)と新人の住宅正人氏(44)=いずれも無所属=の両候補は、支持拡大のために県内各地を奔走、激しい舌戦を展開している。また、相次いで大票田の岡山市で総決起大会を開くなど、投票日に向けてラストスパートに入った。【佐藤慶、石戸諭】
 ◇石井氏「情熱は負けない」/住宅氏「ツケは回せない」


ということで、石井知事(岡山県)の“チボリの選挙利用”もラストスパートのようです。


石井知事(岡山県)のチボリを利用しての選挙運動については、これまでにも指摘してきましたが・・・

http://ameblo.jp/give-tivoli-a-chance/entry-10112307536.html


チボリ・ジャパンの坂口氏からも暴露されていたようです。

「あの記事は読みました」。石井知事が坂口社長に声をかけた。「しかし、あそこだけは絶対に違う」

 記事とは、坂口社長が経済誌「日経ビジネス」のインタビューに応えたものだ。

 記事の内容は、「チボリ事業は500億円近い過剰な初期投資が大きな負担となった」「税金による事業補助の根拠として公共性を強調せざるをえず、遊具など十分な設備投資ができなかった」「知事は補助金や地代負担打ち切りで、園を閉鎖に追い込みたかったのだろう」「知事から『8月中に(チ社解散の)ケリをつけてくれ』と何度も言われたが、知事選で赤字続きの公園を閉鎖し、財政再建への姿勢をアピールしたかったからではないか」--。

 坂口社長の見解の中で、知事は「選挙関係の部分は違う」と、こだわりを見せたのだ。

 しかし、8月中に「ケリをつけた」ことで選挙前の9月議会で、知事としての総括が可能になった。一方、9月に発足した第三者による検証委員会の報告が出るのは選挙後の11月。結果的に、知事選の争点から、チボリ問題を外すことができた側面は否定できない。
(毎日新聞 2008年10月4日地方版 より)

チボリ・ジャパンの解散について「8月中にケリをつけてくれ」と何度も言っていたことから考えると・・・


クラボウさんにも10月20日までに跡地開発について決めて発表するよう、何度もしつこく求めていても不思議はないような気がします。


そして、後で、それを「選挙のためだったのだろう」と見破られると「それだけは絶対違う」と否定するのでしょう。


否定だけならいいんですが、「たまたま」だと言い張り、そのタイミングのよさは「奇跡」だとか「天に選ばれた知事だから起きた偶然」とか言い出しそうで怖いです(笑)。


自作自演のハルマゲドンごっこをしているだけなのに・・・。



そもそも、クラボウさん(大阪府大阪市)との契約では原則「更地」で返さないといけないことになっています。


それを花と緑を残して欲しい、施設を利用して欲しいだなんだとわがままを言って、お願いしているのは、岡山県です。


それなのに、

なぜ、公園施設を使ってくれるよう「お願いしている相手」であるクラボウさんに対し、10月20日などと期限を切るのでしょう?


はっきり言って、とてつもなく失礼極まりないです。


本当に「断腸の思い」で倉敷チボリ公園の閉園を決め、花や緑や施設を残して欲しいと本気で願っているなら・・・


クラボウさん(大阪府大阪市)が岡山県のお願いを少しでもかなえられるよう、

一つでも多くの選択肢の中から、少しでもいい選択ができるよう、思う存分検討できるように・・・


クラボウさんが方針を決定するまでは、何も条件をつけず真っ白な状態で自由にデザインできるようにしてあげるべきではないでしょうか?


だいたい、チボリをつぶして土地を返還すると決めた以上、岡山県は、クラボウさんがあそこをどうするか決めるまで、その報告をおとなしく待っているべき立場です。


しかも、もしもクラボウさんがアウトレットモールを検討しているのだとしたら、当然岡山県はそれを知っていて、観覧車や遊具を必要とするかもしれないこともわかっていたはずです。


だったら、たとえチボリ・ジャパン社が大型遊具を売却したいと言っても、石井知事(岡山県)と岡山県はそれを止めるべきだったのではないでしょうか?


クラボウさんは大正村を犠牲にしてまで、チボリを作らせてくれ、その上、土地代も安くしてくれていたわけですから。

その償いと恩返しという意味でも、できるかぎりの礼と最善と全力を尽くすべきです。


また、そうすることによってのみ、倉敷チボリ公園の施設や花や緑を残してもらえる確率が少しでも上がるはずです。


実際、石井知事(岡山県)と岡山県には、チボリ・ジャパン社を完全に支配しているわけですから。


はっきり言って、クラボウさんにとって、アンデルセンホールとか花とか緑とか収益の上がらないものばかり残せと言われるのは、迷惑以外の何ものでもありません。


アウトレットモールという選択肢がとても持続可能とは思えないものだということが明らかになりつつある今・・・

http://ameblo.jp/give-tivoli-a-chance/entry-10138422114.html


クラボウさんとしては倉敷チボリ公園の施設を全部使えることを前提としていろいろ他の案と比較検討したいところだと思います。


それをなぜ、10月20日などという期限を決めて結論を急がせたのでしょうか?


花と緑や施設を残してもらうことより大事なことでもあるのでしょうか?


まあ、今さらすっとぼけたふりしても仕方ないので、何度でもはっきり言いますが・・・、


石井氏の選挙運動なのはミエミエです。


ズバリ、


岡山県知事選挙が終わってからチボリの施設や花と緑が残っても石井氏にとっては何の意味もないので、「期限を切る」という失礼な行動に出て、

クラボウさんに結論を急がせた。


そんなところでしょう・・・。


クラボウさんも倉敷チボリ公園も選挙が終わってしまえば、利用価値がなくなるので、とにかく選挙に間に合うよう、10月20日までに結論を出させたかったのだと思います。


それが岡山のハルマゲドン知事石井正弘氏の“チボリの選挙利用”のラストスパートであり、グランドフィナーレです。


ハルマゲドンだから、権力のためには何でもするようですし、権力以外のことはどうでもいいのでしょう・・・


<緊急アクション>今すぐ行動を!~ラスト・チャンス!

http://ameblo.jp/give-tivoli-a-chance/entry-10155532733.html


<関連記事>

ヒトラーのパリ、石井と坂口のチボリ~岡山県民・株主・倉敷の観光業界・来園者無視の談合in岡山県庁

http://ameblo.jp/give-tivoli-a-chance/entry-10144684675.html