最近、近くの小さな神社に寄ることが増えました。
40代を半ばにさしかかり思うところあって、漸く煙草を吸うようになったのですが、丁度その神社は風も静かに吹き渡り、小鳥もさえずり、今、緑も非常に美しい中でl、ご親切にも灰皿がいくつか設置されており、スモーカーにとっては非常に素晴らしいオアシスとなっています。
賛否両論あるでしょうが、どうも私は、ビルの外の喫煙所とか、駅の喫煙所といったところで、押し合いへし合い、煙草を吸うと、逆に疲れてしまいます。なんか皆さんの苦味や苦痛をともに吸い込んでいるような気がしたりするからです。
やはり、静かにしかも孤独に、できれば別世界で、煙草をくゆらせながら、物思いに耽りつつ煙の行方を追い、香りを楽しむのが、煙草の基本ではないかとまだまだ煙草素人の私ですが、そう思ったりします。
さて、本日のお題からずっとはずれ気味でここまで来ましたが、今日そこの神社で引いたおみくじが「大吉」でした。
実は、先週引いたおみくじが「小吉」でしたので、このランクアップが非常に嬉しかったです。
私がおみくじで好きなのは、誰とも知れない和歌ですね。
本日の「大吉」の和歌は、次のものでした。
庭の面は
まだかわかぬに
夕立の
空さりげなく
澄める月かな
なんか、いいですね。
おみくじに書いてあった解題によると、降ったばかりの夕立水が、其処此処に溜まっていながら、早くも見よ空のかなたには月が浮かんでいるではないか。雨降って地固まる。これぞ上吉。欲深い心は捨て自らなる福徳を持て、だそうです。
まさに夕立後、澄んだ空気感の中で、爽やかな月が夕刻の薄青い空の上方に美しく、照り映えている姿が目に浮かびます。
「雨降って地固まる」は和歌から読み取ることができましたが、その後の「欲深い心は捨て自らなる福徳を持て」になぜ繋がっていくのか、いまいちピンと来ませんでしたが、これはまだ私の修行が浅いからだと思うようにしました。
昼下がりの午後、煙草の一服と共に、心洗われたひとときでした。