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しゃんのインドアライフ

自らの文化系的なインドアライフを綴ります。
主に、読書、音楽、映画など、日常生活の話が中心です。

こんばんは。

萩原健太さんの「70年代シティポップクロニクル」(2015年8月)を読了しました。
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70年代の邦楽シティポップをリアルに知らない私にとって、当時のミュージシャンやリスナーの熱量、そして葛藤等が伝わってきて、興味深く読み通すことができました。
私が邦楽シティポップを実際に聴き始めるのは80年代から。その素地が70年代に、技術的な制約の中、洋楽からの影響を受けながら実験的に創られていたことがよく分かりました。
本書は、はっぴいえんど、大滝詠一、南佳孝、吉田美奈子、プレバタ、久保田真琴、荒井由実、サディスティック・ミカバンド、小坂忠、シュガーベイブ、鈴木茂、センチメンタル・シティ・ロマンス、鈴木慶一とムーンライダーズ、細野晴臣、サザン(敬称略)のそれぞれのエポックメイキングなアルバムを中心に、萩原さんがリアルタイムで感じたことなどを綴っておられます。
日本語でロックができるのかということが真剣に議論されていた時代。
今では信じられないことですが、もともと西洋のものであるロックやポップスをいかに日本語に乗せていくかについての産みの苦しみがあったからこそ、今の邦楽ポップスがあるのだなと感じました。

本書は、70年代をリアルに知らない邦楽ポップス好きの方にもおススメの一冊です。