三洋対東芝。

日本で1、2を争うチーム。
ラグビーも見馴れてくると目が肥える。

個人的には、物足りない試合。

日本でトップレベルのチームなので、更に上のレベルを目指す形が見たかった。

ディフェンスは素晴らしかったが。

サッカー同様、点を取らないと勝てないので、その形が未成熟。

スクラム一つ見ても姿勢が高い。

ボールを持って走る姿勢も高い。

抜き出た時のフォローがなく、繋がらない。

密集がバラけている。

あくまでスーパー14に比べてですが。

しかし、ワールドカップという同じ土俵で闘う機会を控えているので。

そういう形は見たい。

試合は、三洋が4つのペナルティゴールを決め、東芝が終了間際にトライ。

12対7で三洋勝利。

しかし、キックで勝ってもそれは決定力ではない。

世界には当たり前にドロップゴールを決める選手はゴロゴロ。

スタイルとして目指しているのは理解できるが。

一人一人の意思疎通が欠けているためにスタイルにならない。

習性、嗅覚、意識がない。

トップチームだからこそ求められるものだが。

ディフェンス以外に見るべきものはなかった。

それ以上のラグビーを見せてくれるチームを期待。