敵地での南アフリカ戦。

デュプレア選手は、出場せず、ベンチ。

代わりのホーハート選手の動きとパントが冴えた。

9万人収容のスタンドはほぼ満員。

ハカが終わっても歓声一つあがらない完全アウェイ。

これまでと違う南アフリカがリードを保ち終盤。

オールブラックスも今までのように激しく縦を突き破る攻撃は影を潜め。

しかし、オールブラックスは時を待っていた。

ゲームが進むにつれ南アフリカのディフェンスのカバーが遅れだす。

22対17で迎えた残り3分に。
ジェーン選手をフォローしたマコウ主将がタッチフラッグギリギリに同点トライ。

リスタートのボールを南アフリカキープするも。

ターンオーバーからノヌー選手が抜け、ダグ選手へパス。
無人のインゴールへ勝ち越しトライ。

ゴールキックも決まりノーサイド。

27対22でオールブラックスが勝利、トライネイションズ優勝を決めた。

カーター選手のペナルティゴールやゴールキックが成功率が5割ちょいで云々あるが。

ランプレー、キック、ディフェンスでも魅せてくれたし。

成功率が低いからといってカーター選手の評価は揺るがない。

王国の全てを託せるのは、カーター選手でしょう!