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水道から赤い水が出る!建て替えできない! “限界マンション” が都会に急増している理由



●20年後には450万戸が
「老朽マンション化」する!

「消費税が上がる前に買わなくては」。そんなお客さんを当て込んで、湧きに湧いているマンション市場。先月、首都圏で発売されたマンション戸数は6年ぶりの高い水準になった。

 だけど、ちょっと待ってほしい。マンションのストック数(これまでに完成しているマンションの戸数)は推計で約590万戸。このうち、築30年以上の老朽マンションは2013年現在、およそ130万戸だ。老朽マンションは今後どんどん増え続け、「2033年には約450万戸に達する」と国土交通省では見ているよ。

「今、地方自治体は空き家の急増に頭を抱えています。住み手が亡くなった後、そのまま放置され、荒れ果てる一戸建てが後を絶たないのです。2008年時点での空き家率はおよそ13%。7軒に1軒が空き家というわけです。

 しかし空室の目立つ老朽マンションは、地方ではなく都市で増え続けている。そもそも、マンションは首都圏などの大都市に集中しているからです」(米山さん)


高速道路の老朽化など日本の疲弊は身近なところでどんどん増えています。

有資格者としての仕事が増える可能性がある一方でFMの対象として見た時には非常にヘビーな案件となることでもあります。