●実践の方法

あなたの望みは具体的な行動をともなう必要があります。

夢はひとりでにはかないません。

真剣に目標に取り組み、視野を広げることが大事です。

頭に思い描いたまま腕組みして待つのではいけません。

ここから新たな取り組みが始まります。

願いをどうやって実現させましょうか。

今年中に海外旅行をするのが夢なら'なにから始めましょう。

目的地は決めましたか。

何より、予算に見合うお金はありますか。

夢はある程度、現実の見通しに裏付けられていなくてはなりません。

実現するには、自分の手元にある手段や財産をきちんと見定める必要があるとはっきり申し上げておきましょう。

わたしはなにも、今年海外旅行の費用を集められなかったら'夢は実現できないと言っているのではありません。

おそらくたいていの場合、今年旅行できなくても翌年には可能でしょう。

引き寄せの法則を支持する人たちによれば'それは法則が機能しなかったのではありません。

自分のもとに送られてくるシグナルにもっと注意を払いましょう。

シグナルはあなたの成長を手助けしてくれるものです。

今年海外旅行に行けないのは'暮らしの財政事情を整理して、もっと多くの夢をかなえるようにするためかもしれません。

(直感)をもうほんの少しだけ働かせてください。

引き寄せの法則を実践するうえでもうひとつ大事なのは、本当に好きなものを見つけることです。

人は誰でも'社会が前もって定めた様式にもとづく仮面を無理矢理かぶらされていて'自分本来の姿が見えなくなっています。

だからわたしは、とにか-よいことを望むように忠告したいのです。

目的は建設的かつ前向きであるべきです。

否定的なことに心の波長を合わせるよりも、自分が求めること、好きなことに意識を振り向けるべきです。

言葉の使い方が大きな違いを引き起こします。

「病気になりたくない」と言うより、「健康でありたい」と言ったほうがいいのです。