○2036年から来たタイムトラー本当の未来を知る男


あなたが現代から胡年前の膿界へタイムトラベルしたとしよう。

そのとき'当時の人々から未来、つまり2008年世界の様子を聞かれたとして'どう説明するか考えていただきたい。


携帯電話が1人1台といえるほどに普及し'さらにはその携帯電話でどこでもテレビが見られ・・・・。


そんな現代では当たり前のことも'カラーテレビがようやく普及し'プッシュホンどころか'ダイヤル式の黒電話しかなかった40年前では想像もつかない話だ。


2000年1 1月。


アメリカのネット掲示板にちょうどそんな内容のトピックがたてられた。


男の名はジョン・タイタ-。


自称2036年の世界からやってきたタイムトラベラーで、とある目的のために1975年に行ったあと'もとの世界へ戻る途中に寄り道したとのこと。


当初その掲示板では大騒動にはなったが'ほとんど誰もジョンの話を信じていないような雰囲気であった。


顔が見えないコミュニケーションであるネットの掲示板である。


誰もが誰にでもなれるわけで'ジョンのように自称・タイムトラベラーなどさほど珍しくない話だからだ。


しかし'その後2001年に未来へ帰ったジョンの語る未来'つまり予言が続々と的中したのだ。


イラケ戦争'アメリカ国内での狂牛病発生、そしてタイムマシンの開発開始など'未来を見てきた彼だからこそ知り得た話ばかりである。


世界中で30億人が死亡した核戦争後の未来を知る男'ジョン・タイタ- 。


彼が現代にいた4ケ月間に語った未来世界がどんなものかを紹

介していこう。