群馬県吾妻郡2005年6月12日13:45(写真)

長野県琴科山上空に現れた、 「アーク」と呼ばれる不気味な雲。
気象用語では「環水平アーク」という、晴天に突然現れる珍しい現象.

太陽の光が空気中の氷の結晶のなかで屈折し、その光が照らす方向に雲があった場合に現れる。
この後の6月20日には、各地で群発地震が発生した(撮影者は伊藤平氏)
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東京都港区1985年9月30日17:30頃(写真⑭)

東京タワー上空に竜巻状の地震雲が確琵された。

この5日後には千葉・茨城県境を震源とするM6.2、震度5クラスの地震が発生している。

20年ほど前に撮影されたものだが、左ページ上の阪神大震災での地震雲とともに、不気味さがただよう1枚だ(C)米原誠一
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兵庫県明石市
1995年1月9日17:00頃(写真⑯)


夕焼けに染まる明石海峡大橋の上に出現した、竜巻状 の地震雲。
この8日後、阪神大震災が近畿地方を襲った。
まさに、震源地から真上に伸びていて、大震災を"予言"した地震雲といえる(C)杉江輝美

千葉県千葉市1990年5月17日(写真⑯)

3枚並んだ写真は、 3本の左右に伸びる帯状の地震雲 を捉えたもの。
1時間経過しても形を変えない雲だったという。
この15日後の6月1日に、千葉県東方沖M6.0の地震が発生した
(C)鹿鴫欝

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