- 死後の世界―「あの世」とはなんとすごい世界なんだ
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昔から「あなたの知らない世界」とか映画ではゴシックホラーが好きだったんですが、なんとなく霊の世界の話には興味シンシンです。
1,2,3,4,5,6といいつづけるエミリーに神父は言います。
「名が6つあるならすべて名乗れ!」
「われわれはこのもののうちに住み着いている者だ」
「I am the one who dwelt within Cain!」
カインの中にいた
「I am the one who dwelt within Nero!」
ネロの中にいた
「I once dwelt within Judas!」
ユダの中にいた
「And I was with Legion!」
レギオン
「I am Belial!」
べリアル
「And I am Lucifer......the devil in the flesh」
私はルシファー。。。肉体の中の(を支配する)悪魔
悪魔払いが失敗した翌朝エミリーが書いた手紙。
神父「エミリーはいつか聖人に加わると信じています。」
弁護士「信心深かったのね」
神父「ええ、神を愛していました。」
弁護士「神父、神が愛する善良な人間をなぜ神はこのような試練を与えたのでしょう。
なぜ神は悪魔に取り付かれたエミリーを死なせたのでしょう。」
神父「エミリーに答えてもらいましょう」
神父の朗読が始まる。
昨日はロウイーンの夜にムーア神父は6つの悪霊を追い出そうとしました。
彼らは拒否しました。儀式の後私は部屋に連れて行かれて深い眠りに落ちました。
2時間後目を覚ますと私の名を呼ぶ声がしました。
再び私を呼ぶ声がしました。それは聖母マリア様の声でした。
わたしが見上げると、マリア様は微笑み、言われました。
「エミリー。天はあなたの苦悩を知っています。」私は尋ねました。なぜこんなに苦しいのですか?なぜ悪魔たちはでていかなかったんですか?」
マリア様は答えました。
「ごめんなさい、エミリー。悪魔たちはとどまるでしょう。私と共にくればあなたの苦悩は開放され安らかになるでしょう。しかし、行きつづける道もあります。苦しみが大きい変わりにあなたの犠牲を通し、多くの人々が魂の存在を信じることでしょう。選ぶのはあなた。」
「いきつづけます」
「最後に必ず善は悪に勝ちます。
私の体験を通し人々は悪魔が存在することを知るでしょう。人は皆神は死んだといいます。でも悪魔が存在すると証明されたらどうでしょう。」
弁護士「エミリーの両手と両足についた傷を見ましたか?」
神父「はい、あの傷跡はしばらく残っていました。」
弁護士「あなたはその傷跡に超自然的な意味があると考えたのですか?」
神父「おそらく聖痕だと思われます。」
弁護士「それはイエスキリストが十字架にかけられたときとおなじ傷が浮かび上がる現象のことですか?」
神父「そうです。聖痕というのは一種の印みたいなものなんです......。神に触れられた...」
弁護士「その後なぜエミリは悪魔払いを拒否したのですか?」
神父「おそらく運命をうけいれようと決めたからでしょう。」
その中でも断トツすごかったのが「エミリーローズ」です。
最後のシーンの会話(後述)からもわかるように神は神を否定する人間に悪魔が存在することを裁判というもっとも難しい場所で証明し、決してすべてが精神疾患ばかりでないことを証明させます。
また、悪魔払いに失敗したムーア神父の判決はなんと有罪であるにもかかわらず、刑期はゼロになり、悪魔の存在も公式に認められることになったのです。(奇跡だ^^;)
それで林陽さんの書籍の中にそうえいば魔王の記述があったなー
と思ったのがきっかけです。
臨死体験した赤十字看護婦の記述です。
ダンテの「神曲」以来かもしれません。
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この衝撃は。。。。
信じるか、信じないかはあなた次第^^
ちなみに神父との会話にでてくる悪魔はすべて聖書や古代史で有名なものですので、クリスチャンでなくともたぶんわかるのではないかと思います。
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