個人的にはZOOMの音が好きで

次回もZOOMの予定

記事下部にキコのデモ演URL!!



ZOOM / G9.2tt
 
 鵜税込価格: 4万2,000円
●ズーム・03-5835-2200サhttp://www .
zoom.oo.jp/

2基の真空管を使用した至高のサウンド まず、 G9.2tt最大の特徴が2基の1 2AX7真空管を搭載している点だ。
この2基の真空管は入力段と出力段に用意され、それぞれDSPの前後に搭載される.
入力段では、チューブブーストやチューブコンプレッシヨン的な要素を力nえることができ.
またチューブサウンドと通常のアンプシミュレーターと同じソリッドステートの入力レベルつまみが搭載されており、それぞれの信号を好みでブレンドすることができる。
出力段の真空管にも2つの真空管が用意されており、メ-カー担当者によるとこちらはEQ的な要素が強いとのことO現場の鳴りに合わせて音の太さや厚みを変更することができるということだ。
実際の真空管を使用することで、通常のソリッドステート回路では再現不可能だった真空管ならではのチューブサウンドとコンプレッシヨン感、サチュレーション感を再現することができるようになっている0
開発担当者によるモデリングの思想 そして、搭載されるモデリング数は36種類と豊富だO その内訳は18種類のアンプモデリング、 15種類のストンプボックス、 3種類のアンプとストンプボックスを組み合わせたサウンドとなっている。
気になるアンプモデリング部を見るとFender、 Marsh8日、 VOXなどの歴史的名器から、 MESA/BOOGIEやHugues&Kettner、Diezelなど近年の人気モデルまで多岐に渡っているOもちろんストンプボックス部も名前を見るだけでオリジナルが分かるような有名モデルが名を連ねている。
アンプモデリングとEQから構成されるプリアンプ部には1音色に2つが用意されている点も特徴だ。
このプリアンプ部はスイッチ一つで簡単に切り替えることができるので、エフェクターの設定はそのままにアンプモデリングだけを切り替えて使うことができるのでライブパフォーマンスでは特に便利な機能だ。
 開発担当者にモデリングの思想を聞いてみたところ、
各アンプをモデリングしたストンプボックスが1つの箱の中に入っているというイメージということ。
例えばEQでいうと、 FenderやMarshallなど各アンプによってEQの周波数は異なっているし、掛かり具合も異なる。
それを実機に忠実にしてしまうと逆に使いにくくなってしまうため、開発時にはアドバイザーのギタリストが各アンプモデルの代表的なサウンドを作り、そのサウンドの特性を損ねない範囲内で味付けをしているということで、実機のパラメーターを完全に再現するのではなく、音のイメージを優先させて演出させるというのがモデリングの方向性だという。
そのため、アンプタイプを選択するだけでもイメージ通りの代表的なアンプサウンドが鳴ってくれる。
音作りの際には自分のイメージに-番近いものを選択してもらい、好みによってエフェクターや各パラメーターを調整をしていくのが製品を使いこなすコツだそうだ。
そして応用的な使い方としては、普段は使わないエフェクターも積極的に使ってみて欲しいということ。
空間系などはかなりナチュラルな掛かり方をするものも収録されており、これを使うことでキャビネットの質感を変えたりと一層イメージに近い音作りが可能になるそうだ。
 通常、アンプシミュレーターを使うときにはライン接続かアンプを使うかの2種炉の選択肢があるo しかし、実際のアンプは音質特性的にクセが付いており、フラットに開発されたモ=夕-スピーカ-とは特性が全くことなるため、同じプリセットを鳴らしても同じ質感を得ることはできない。
そのためそれぞれのアンプモデリングにはライン接続用とアンプ接続用の2種類をプリセットしているo これによっていかなる接続下でも最適の音色を得られる工夫がなされている。
ユニークなコントロールとパソコンの連携性 G9.2ttのパネルの中で一層日を惹くのが本体左右に2基搭載されたペダルだろう。
右側のペダルはZペダルと
呼ばれるもので、従来のペダルが縦方向のみのコントロールだったのに加え、さらに横方向にも動く、 3Dの全く新しいコントロールを可能にするユニークなペダルだ。
このペダルには様々なエフェクトパラメーターをアサインすることができる他、 Zペダル専用に開発されたエフェクトプログラムもあるということでG9.2ttでしか再現できないサウンドを作り出すことも可能だ。
それぞれのペダルには最大4つまでのパラメーターをアサインすることができるので、通常は不可能だったコントロ-ルも簡単に行うことができるD
 本体パネルは本体上部には青色を作るためのつまみやボタンが、下部にはバッチチェンジ用のスイッチが並ぶという非常にシンプルなデザインになっており、スイッチは高級感があり、踏み心地の良いしっかりしたもので、ライブバフォ-マンスの用途でも踏み間違えのない操作が可能だろう。
 そして、本機にはUSB端子、 M旧l入出力が搭載され.
外部機器やパソコンとの親和性も高い次元で実現している USBにてパソコンと接続することでオーディオインターフェイスとしても動作する。
さらに製品にはDAW ソフト「CUBASE LE」がバンドルされているので、買ったその日から本格的な音楽制作を行うことができるのもうれしい。
そして、 MIDl端子はM∥⊃lメッセ-ジの送受信が可能で、外部のM旧Iに対応したプリアンプのバッチと連携させたり、リアルタイムコントロールすることも可能だ。
さらにMIDIインタ-フェイスを用いてパソコンと接続することで、専用の青色エディットソフトを利用してパソコン上からG9.2ttの音色エディットを行うこともできる。
このエディットソフトは本体上で行えるすべての操作をグラフィカルなパソコン画面を使って操作するためのもので、スピ-ティ-で視覚的にも優れた音作りができる。
 このように、 G9.2ttはアンプシミュレーターとしての機能が充実しているだけでなく、作り込んだサウンドを外に持ち出して使いたい、マルチエフェクター感覚で音作りを楽しみたいというライブ派ギタリストにオススメの一台だO

 編集長の体当たりレビュー

Q :この脱島は,入力枠と出力段の2蘭帆こ本物の真空管が入aittiFa s
A :面白いですね。
デジタルであるアンプシミュレーターにアナElグの真空管を使ってしまうのはある意味淀破りの反則技です(笑)O しかも入力段ではチュ-ブとソリッドステ-トそれぞれにボリューム調節ができるから自分なりのバランスを作れるのもうれしいです.
Q:モデリングの面ではどうでしたか
A :搭乾しているモデリング数が多い。
この間、 ElectricGuitar:誌で聞き比べしたDIEZELとかENIGLなんかはなかなか本物は使えません、買えません(苦笑)C種類が豊寄なのでバッチを切り替えていくだけで楽しめました。
それぞれにアンプ用とライン用の2種類が入っているから用途に合わせて最適な音色が選べるところも便利ですo
Q : ハ-ドゥェア西での扱いやすさという点はどうでしょう
A : Zペダルというのがすごくユニーク。
従来のペダルでは縦方向しか使えないけど、横方向にも動くからかなり面白いことができる.
違うエフェクターのパラメーターをアサインして、あれこれ遊べるし,これはハマるね(笑)0
スイッチ頬も頑丈で、 「ガチッ」としっかりした踏み心地があっていい感じです。
また、 MIDIとUSBが付いているというのが今風ですねO しかもCubase LEも付いてるからこれだけでDAWができちゃうというのも魅力!
Q :総合的にどのような感想を持たれましたかA :ハードウェアでこれだけ色々なことができて価格は4万円台前半というのは漉きです。
以前.姉妹紙Electric Guitarの企画でANGRAのギタリストKIKO LOUREIROがG9.2ttを使って自分の曲を演奏してくれた映像がありますので、よかったらウェブで見てください.
ポクの感想より数段わかりやすい(笑)0
百聞は一見に如かずって苦いますからね。

http ://www.electricguita r.jp/index.php?c=3-