混沌。そして不意の爆発。その瞬間に宇宙は誕生した。
「何か」が'どこかで爆発して'永劫の無を照らし出す。
天地創造の夜明けである。
渦巻く銀河が出現し'水素ガスやほこりの渦巻く雲の中に最初の生命体があらわれる。
急速に膨張していく無垢な時空。
そこでは形をなしはじめた星や月が'小惑星や撃星から最初の滋養物を取り入れていた。
進化はゆっくりとした上昇を開始した。
これが宇宙のはじまりを説明する科学界主流の「ビッグバン」説である。
しかし一般に認められている科学的説明というものは'あくまでもその範囲内での話である。
なんらかの未知の力が働いていることは確かである。
それは神なのか、自然なのかも意図されたものなのか、偶然なのか。
ダーウィンを信じるべきか'はたまたロゴス(神の言葉)か。
私たちは旅のガイド、エドガ-・ケイシーにしたがって出発するが、それは量子的飛躍に似ている。
時間をさかのぼ-、時空が存在する
以前の世界にまでへさかのぼってみるからである。
ケイシーは言う。
「第1原因」である神が働いて'「聖霊」が活動をはじめた。
聖霊の動きは「光」をともなっていた。
そしてへそこから「混沌」が始まった
第一原因が働き自らをあらわしたものが「光」であるというのは理解できる。
あらゆる光は、振動であり波動であるからだ。
しかし、次になぜ「混沌」が来るのだろう?まず混沌へ潜在する空虚があり次に宇宙の波動へ光の大爆発があるとする科学者たちのビッグバン説とは'順序が逆になっている。
しかし'それが時空の「偶然の所産」ではなく'神聖なものだとすれば--。
目に見える宇宙を隈なく見渡しても'秩序の存在は歴然としている。



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