VECTORWORKSを中心にしたプラグインなどの紹介、実際につわkれている事業所での製作例などが

紹介されており、決して住宅専用にとどまらず工業デザイン用途でも使われており
ProEngineerなどにも対抗できる潜在能力の高さを垣間見ました。
ただメインは住宅デザインでありこれからの開発の方向性を示していました。

工事管理などはExcelでやることが多いと思いますが、MicrosoftProjectや今回展示されていた
FastTrackCsheduleなどは専用ソフトだけに更新や管理が本当にやりやすいです。

また福井コンピュータのArchiTrendのような全自動設計の方向性を考えているようです。
現在は日本の柱式と欧米の壁式の違いがソフトの仕様にも影響しており
開発元にベース部分の仕様改善をだしており
OKがでれば現行最上位エディションのDXの上のSuiteで出す予定だそうで
でもで動いていた壁量計算などなかなかのものでした。

デザイン関連はSketchUpが強力でした。
Googleとの連携でも話題ですが、デジタルエスキスとしては一番手です。
写真のような集合住宅プランも、作りこんだ構造・内装プランも
かなり感覚的にデザインできます。
ただ3Dマイホームデザイナなどのように自動ではなく
あくまでもデザインがやりやすく作られているということで
楽なわけではありません^^;

写真のように断面生成もえらく簡単でいくつでも断面を作れますし、
これを縮尺を反映してCADデータとして再出力ができます。
複雑なモデリングでは重宝すると思います。これで○ォーム○ーはいらん

後はサーモレンダーのような環境設計、土木用途プラグイン、旋盤との連携の各種ソフトが紹介されていました。
着実に変化しており、IllustratorのCAD版、なんちゃってFormZ、建築CADデザインのみだったVectroが
次第に設計者に設計の可能性を提供するツールに生まれ変わろうとしています。

ボード類は各大学のプレゼンボードで多種多様面白いプランニングが多く出ていました。

なかにはプランニングを自動でおこなうようなプラグインが紹介されていました。(A&AHPkara
無償ダウンロード可能)

Cinema4Dはバージョンが10に上がりまたコンポ的に変わってしまったようです。
特に画面のGUIがすべて変わりLightWaveに近くなりました。
ただ、整合性のために古い部分を積極的に捨てる姿勢は好きです。

いい機会ですのでVectorのPlugInでやっていただきましたが
変更部分が自動でマージされるので生産性が段違いなのを体感できました。

HDRIを用いたGIレンダラーの出力スピードと画質には驚嘆の声が上がっていました。