
朝早くにR親方を呼び出し、事の真相を率直に尋ねる。知らないの繰り返しでさらに怪しむが、続けて業者も呼び出して追求すると、届いているはずの訂正書類がこちらの手元に届いていないことが、すべての原因とわかり一安心する。
部下と業者が現地語で話していると、目の前にいても、彼らが仕事の話をしているのか、世間話をしているのか、談合話をしているのかさえわからないのが、辛いところである。信頼をしすぎず、もっと細かく報告させることにする。
契約書の合意のために新しい業者が来たので、Cチーフを10分ほど探し回るが見当たらない。急な会合に出かけたのかと諦めかけると、トイレから出てきて「この髪の毛は、白色かグレーか? どう思うか」と真剣に尋ねてきたので、「あのですねぇ。。。」。ユニークな上司である。
出張で回った各現地事務所から、いろいろ電話がかかってくる。顔が知れる分、仕事が増えるのは、世の常か。
思い切って19時に仕事を切り上げ、コンサートに出かける。The Symphony Orchestra of Sri Lanka(写真)とハーモニカ奏者Roland Van Straaten氏との競演。オケの演奏技術は、日本の高校生くらいであったが、音楽の中に身を浸せることがとても嬉しかった。