
Ampara勤務のオランダ人F氏やW君と朝食を済ました後、Ampara事務所にて、技術職員M氏と落ち合い、さらに広報担当のデンマーク人Mさんも合流し、現場を回る。Ampara事務所は、広大なスペースをカバーしていて、遠い現場へは約50km、車で2時間弱かかる。でこぼこ道なので、激しく揺れて、胃の中のものが戻ってきそうになる。
M氏と現場担当者の関係がうまくいっていて、一緒に確認するのが楽しい。Amparaは被災者の所有地に1軒1軒建てているので、建設過程で彼らの要望に合わせて、多少変更している。屋根を張った時点で、被災者が避難所のテントから移動してくるのを見ると、仮設住居を心待ちにしている様子がよくわかる。
ある被災者から、庭先の椰子の木から採った実とライムを混ぜた即席ジュースを振舞ってもらう。めちゃくちゃうまかった。せっかくだから(?)と、彼らの仮設住宅の前で、被災者家族、近所の人、うちの職員たちと集合写真を撮らせてもらう。一応、リーダーということで真ん中に押し出される(苦笑)。この地域の人々は、家族のうちの少なくとも一人を失っているとのこと。この家族も娘さんを失っていると帰り道に聞いた。
昼は、あるNGO団体と情報交換がてらに一緒にカレーを食べる。そんなに辛くなく、おかわりをする。午後から、引き続き現場をまわる。先日のハリケーンで、屋根が飛んだ仮設住宅があった。
夕方は浜辺でのんびりして、夜はW君らとレストランでロブスターを食べる。うまかった。