朝一で出発する予定が、あれやこれやと仕事が舞い込み、出発が昼過ぎになってしまう。

今回の車はいつものハイエースと違い無線付の四駆(写真)。1時間ごとに運転手が自分の居場所を警備本部に連絡する。今回の運転手は、普段は大ボス(休暇中)担当で、彼の運転技術に感心する。丁寧かつ迅速な動きは無駄がない。

道中は10キロごとぐらいに集落が広がり、八百屋、雑貨屋、電気屋などが軒を並べ、バスなどで買い物に来た人々でにぎわっている。自家用車が広まっていないので、こうした日本にも見られた、昔ながらの生活が今も続いている。途中で、田園地帯が広がり、椰子の木などの植生が少々異なる以外は、日本のそれと同じであるため、郷愁にかられる。

国立公園の横を通り、象や水牛などを見かける。広大な自然に少し癒される。

22時前に宿に着き、Ampara現地担当のW君が出迎えてくれる。食事をしながら、現状を説明してもらう。明日、明後日と現地を案内してもらう。先々週は仮設現場にてClinton氏と握手をしたそうだ。