現地調整官のS君の依頼で、朝から大工養成学校の空き地の現場に行く。雑木林となっていた場所を、昨日ブルドーザーが入り、ほぼ平らの敷地になっていた。今日中に住棟の配置を決めてほしいというので、計測しながらそのまま地面に書いていった。記録用に後日、図面にする。

昼からは、例の田園の敷地を訪れる。ブルドーザーが入り、目の前で大木以外は倒されて行く(写真)。仕方がないとはいえ、自然が壊されていくことを残念に思う。地主の僧侶に説明をしながら、今後の計画について理解を求める。やはり仮設ではなく恒久住宅(Permanent House)を希望されているとのことであった。途中、敷地内に生えている椰子の木から実を取り、くり抜いて中のジュースを頂いた。

夕方に戻って、カトリックスクール(5/13参照)の敷地に建てる集会所の簡単な図面をかく。すでに仮設住宅用に書かれたモジュールを使って、組みなおすだけなので、設計というよりもパズルのような作業であった。

9時過ぎに疲れて帰ってきたものの、家で職場関係者のBBQ大会が催されていて、合流する。