
午前中は、カトリック・スクールの運動場の現場に行く。先週、完成した仮設住居の隅に集会所(Community Centerと呼んでいる)を建てることになり、どのくらいの規模が適当か調べに来た。
デジカメで敷地の写真を撮っていると、校舎から子供たちが出てきて、様子を伺いに来る。軽いやり取りとしていると、どうやらデジカメで撮ってほしいらしく、希望に応じて、パチリ。そして、画像を見せると、大反響。またたくまに、僕も僕もと、この写真のような現状に。決して、歓迎されているわけではありません(苦笑)。
そうこうしていると、「君たち、教室に入りなさい!」と(現地語で怒鳴っているようにみえた)先生らしき人が出てきたので、「授業中とは知らず、すいませんでした」と謝る。「いいえ、いいんですよ」とは言っていたが、彼らは怒られただろうなあ。
昼からは、5/10に初めて訪れた土地(のどかな田園地)での測量が終わったとのことで、その結果を見に行く。そのように区分けをするか、どの木を切るか、決めないといけないのだが、休耕田も一部埋める必要が出てきて、残念に思う。業者が道路脇にある小さな貯水池も埋めようというので、猛反対する。稲作には絶対に必要であるし、鮮やかな蓮の花が咲き、トンボが生息しているこの池を失ってはいけない。
大急ぎでColomboに戻ってくるも、帰りが夜の8時すぎとなる。今夜の便で帰国するP師匠が待ってくれていて、1時間ほど食事をしながら別れを惜しむ。心から感謝の意を述べた。地球のどこかで再会することを最後に約束して、車に乗りこむP師匠を見送った。来週から、ひとり立ちできるのであろうか。
気がつけば、スリランカに来て今日で一ヶ月なり。