「相変わらず、技拓さんの現場は木材の石数（体積）が多いなあ」

棟上げの現場を見にいらした、他社の設計士さんが呟きます。

　出し桁が美しいです。

この日は入間市・O様邸棟上げの日。
青空に白い雲、時折流れる風が心地よい、
願った通りの上棟日和になりました！

お施主様のO様ご夫妻とは
土地探しから始まって、もう2年越しのお付合い。
ついにここまで来たなあと感慨もひとしおです。

実はO家の奥様は某有名ハウスメーカーの現場監督をしていらした方。
ご契約の際、
本当にウチ（技拓工房）でいいんですか、との問いかけに、
「建てるときは地元のしっかりした工務店で、と思ってましたから」
とニッコリされたのが印象的でした。
選んでいただいた事は本当に光栄な半面、
常に同業のスルドイ視線を感じるわけでもあり、
今回もなかなか気の抜けない現場になりそうです。
（まあ、楽な現場などありませんけれども。笑）

今回のO様邸は
静かな住宅地の中の工事ということもあり、
当社としては初めて「TB上棟システム21」を採用しました。
従来の棟上げ作業と大きく違う点は、
大型クレーンを使わず、電動のクレーンによる作業で
騒音が少なく排気ガスが出ないことでしょうか。
近隣の方へのご迷惑が少しでも減ること、
住宅地の中でも無理なく作業できること等、
以前から注目していた工法でもありましたので
その意味でも待ち遠しく興味深い上棟になりました。

周囲の電線をうまくかわしながらの作業。
この電動クレーンは
伸び縮みだけでなく折りたためるのです。
手元のリモコンで操作していましたが、
小学生男子ならずとも、作業にくぎ付けになりそう。

　ナイスキャッチ！
　これは前日の足場組立作業での様子です。
　　（単管をこんな風には中々扱えません）
　「ＴＢ多能工フレーマー」さんたちの身軽なこと！

さあ無事のお引渡しまで、新たに気を引き締めてまいります。
O様、奥様、よろしくお願い致します。

入間市・O様邸、上棟