玄関庇現在木工事真っ只中の、入間市U邸。この家は今どきでは珍しい、数寄屋のニュアンスを持った家。「四角い家」全盛の中、(まだ工事中ですのに)住宅街の中でもひときわ注目を集めています。その玄関に張り出した庇部分を施工しました。出桁と2本並びの垂木はヒノキ材。(軒下に立つと良い匂いがしました!)その上に細かく木小舞(きこまい)を入れ、杉板で葺いています。既製品ではない「現場施工」の迫力で、「和」の家らしく、ぐっと低く抑えた軒出が美しい。仕上りが楽しみです。