今回読んだのは以前著者の森海先生ご本人から
サインをしてもらいつつ買い求めたうちの二冊のうちの一冊です。

勝手に森海先生と呼ぶことにしました。
名著「森海恋本」を書かれた先生だから。

勝手に先生扱いにしておきながらお名前も著書も
勝手に短縮ニックネームをつけて失礼かもしれません。

でも「尊敬する対象には密かにニックネームをつけて親しむべし」
とこの本に書いてあります。見えない字で。

先日読んだ森海恋本もそうでしたがこの鉄魔法本も名著だと思います。

小学生でも読めるように易しく書かれていますが
内容は大人でも「ええ～！そうなの～！」と
身を乗り出したくなるような、あるいは目からウロコ・・のような
貴重な情報が散りばめられています。

もしも自分が小学生の頃に読んだなら人生は今とは違ったもの
になっていたかもしれません。

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以下、この本の内容とは直接関係ありませんが・・

我々の星地球が気の遠くなるような長い年月をかけて幾多の奇跡に恵まれながら

少しずつ確立した超巨大なシステムである生態系と呼ばれるもの。

それを我々は知っているようで実は良く知らないのではないか？と思います。

そして、その尊さを少しも理解していない人まで、流行のキーワードだから

ということで「生物多様性」などという言葉を口にしたりして・・・

そんな人が今朝トイレで出したモノは生態系を構成する一要素になりえるけれど
自分＝人間は生態系から独立していると勘違いしてる人が多いのではないでしょうか。

生態系にとって大切なのは、愛くるしいキャラクターになりえるような
絶滅に瀕した希少な野生動物だけではないでしょう。

たとえば地球上から見に見えない微生物が絶滅したら、
ほどなくして人類は一切の食料を失うことになるのだろうと思います。

普段、我々が口にしている大部分の食品は、全て生命体由来のものであり、

微生物が関与しているのは、納豆とかヨーグルトとか、わかりやすい発酵食品

だけではありません。

人間にとって害虫とされるハエやゴキブリも生態系の重要メンバーであり
自分の生活のごく身辺から物理的かつ小規模に排除するのは仕方がないとしても
薬剤などの大量散布を安易に行うのは考えたほうが良いでしょう。

森海先生の本