珍しく連投

ここへ来て
アメリカの資本主義社会のほんの片鱗を確認したりして
改めて自分の「仕事観」について問い直すと
以下のような感じです。


「自分の今までの経験・能力を一番活かせると思う場面で、お金を稼ごう。」

お金は稼ぎたい。
裕福さを求めているというよりは
・それが社会的ステータスを一番分かりやすく証明するものだと思うから
・将来の夫に経済的に依存したくないから


でも私はどこでも器用にやっていけるタイプではないから
場所は選ばないと

だから「これしたい!」っていうのは相変わらずありません。
でも何がいいんだろな、この冬休みは真剣に考えよう。。
Honoring someone is rooted in Japanese culture.
Once they're hired by a company, the owner of their company has got "symbol" of them.
So nowadays they admire "owner" of their company, instead of Emperor.

In the United States, it's different.
The symbol of them is "money".
It's capitalism.


本日のお友達との会話から引用したかたのですが
その人が使っていた英語を明確には思い出せないので、自分で英作しましたが
(上手く書けず…ひーん;_;)

なるほどねと思いました
簡単に詳細を述べると

日本では常に目上の人を敬う文化があり
その対象は天皇から始まり
武士社会でも、明治以降も常に敬われるべき存在があった。

戦後アメリカにより、民主主義が導入されたかのように見えても、
日本人にとって、今は勤めてる会社の”owner”が敬うべき存在。
社内では新卒から定年退職までもの長い期間、彼らは忠誠心を示すことが求められる。
(まぁ最近ではちょっとずつ変わってきているのでしょうけれども)

それでもどんなに民主化を進めようが
長年培って来た風土は簡単には覆されない。

でも、アメリカでは違う
アメリカで敬うべき存在は"money"。それだけ。
だから転職だって当たり前の世界だし
皆自分の利益だけを追求している




この話を聞いて思ったのが、
私がここに来る前
アメリカに対し抱いていたイメージは、「多様性があり、尚かつ個々が自立している国」だった
皆が見るからに違う人間。皆が各々の経歴を持っている。
周りの目はあまり気にしない。まず自分自身を確立することから。
留学して最初の1ヶ月頃は、その雰囲気が心地よかった。


でもその風土は、「自由」の発想から来ているものではないと、最近になって感じる。
自分の好きなように、即ち自由に生きることが、この国で奨励されている訳ではない。

皆自由になりたいんじゃない。
皆お金が欲しいんだ。

だから祖国(中国や台湾)を捨て、こっちに来て必死で勉強し、会社に勤める
より儲かる会社が見つかればそちらにすぐ乗り移る
決して彼らは、より自分の好きな仕事を探しているんじゃない
お金を得たいだけ


”資本主義社会”の神髄を少しずつ感じるようになってきた。
お金は生きる手段だ
ここの人は皆それを知っているんだ。
「憧れ続けていた筈の孤独と自由が首を絞める
なんてこの世は果てしないのだろう」

「忌み嫌い続けていた筈の無欲と空虚が胸を占める
なんてこの身は頼りないのだろう
あまりに何も無い」


椎名林檎の歌詞って、一般的にはあまり繋げない様な言葉を一緒に使うから面白い。
「憧れ続けていた筈の『孤独』」なんていう言葉のチョイスは、やはり林檎ならではと思ってしまいます。

この曲は、ライブでやったら大層に歌うからあまり好きではなかったのですけれども笑、
久々に聴いたら良かったですわ。

引用源:東京事変「生きる」
歌詞:http://music.goo.ne.jp/lyric/LYRUTND89683/index.html
動画:http://www.youtube.com/watch?v=P8EtYcO_lXk&hd=1