※「こはる日和」は私の自己満・ストレス発散のためのブログです※

 

私が小学4年生頃のお話です。

 

当時、私はピアノを習っていました。

母が仕事をしていたため

学校から帰ると自分で鍵を開けて入り

レッスンの時間が近付くと

自転車を漕ぎ一人で教室へ行っていました。

教室は自転車で5分ほどの場所にありました。

 

あるピアノのレッスンの日のこと。

学校から家に着き、中に入ると

まだ電気を点けていない薄暗いリビングの中央辺りに

何か黒いものが落ちているのです。

えっ、あれ何!?

ビックリしてしまいました。

 

少々目が悪くなっていた私、

しかもその日は曇っていてさらに部屋が暗く

ボヤ~っと見えるその黒い物は

サイズでいえば

大人になった今の両手におさまるくらいでしょうか。

電気を点けてみても、目の悪い私には

それが何なのかはハッキリと見えませんでした。

それが我が家にとって異質なものであることだけは

感じ取っていたので

近付くのが本当に怖かったのですが

ここは勇気を振り絞って!

 

おそるおそる近付いてみると・・・・

 

それはなんと、

 

 

『鳥の死骸』だったのです!滝汗滝汗滝汗

 

 

 

その当時、我が家には1匹の猫がいました。

この猫、褒めてもらおうとしているのか

時々獲物をつかまえてきては家族に披露してくる子でした。

日中家に誰もいない我が家は

猫が自由に出入りできるように常に小窓を開けていました。

(今では考えられないことかもしれませんが)

この日もどうやら家族に披露したくて

つかまえた鳥を皆が集まるリビングに置いておいたのでしょう。

 

しかしそんなことされた人間側としては

ビックリでしかありませんゲッソリ

いったい何処でこんな大きな鳥をつかまえてきたのか…。

 

小学4年生の私にはソレをどうすることもできず

ここはもう、見て見ぬフリをキメ込むことにしました真顔うむ

 

とりあえずレッスンの時間までピアノの練習をして

家を出る時間になったので

「ソレ」を放置したままレッスンへ向かいました。

 

・・・そして1時間後。

 

レッスンが終わり、家に向かって自転車を漕ぎ始めました。

母も仕事からすでに帰宅している頃です。

お母さん、アレ見たよね?どうなっただろう…。

モヤモヤした気持ちを抱えながら帰宅しました。

 

家に着くと、ドキドキしながら中へ入り

何も知らない風に装って「ただいま~」とリビングへ。

(↑私はなんだかこういう子だったんです…)

 

すると母、

リビングに入ったら大きな鳥の死骸があって

片付けるのが怖くて大変だった~!

と話してきました汗

 

えぇ~!そんなの気付かなかった!!

と、さも初めて知ってビックリしたように答えた私。

(↑そう、ほんとにこういう子だったんですニヤニヤ

 

なんかゴメンよ…母。

私にはどうすることもできなかったんだ…(心の中で懺悔)

 

猫ちゃんを飼っていたことのあるお宅なら

こういう経験をした方

けっこういらっしゃるのではないかな~と思います。

猫にとっては悪気があるわけではないので

どう対処するか困ってしまいます。

 

 

この飼っていた猫には

他にもたびたび驚かされたことがありました。

他のエピソードはまた改めて猫