«チャチャさんはモチツキ、キツツキ、ウソツキでした»


«そないに言わいでもええやん?(笑)»


«先ず、天保山埠頭近辺の施設は、海遊館も含めて大好きだそうです»


«アハハ»


«次に、こちらのほうがわたくしにとっては大問題なのですが、お化け屋敷へも、USJへも行きませんでした!»


«最初からムリやて分かっとうやん?»


«餅搗き、啄木鳥、嘘吐き!!»








«太融寺町へはほんまに行きました!»


«ラブホの視察ですやん! 悔しかったら、3時間3,500円払って、いいことしましょうよ!»


«なんでむつみとええことせなあかんねん!?»


«ふたりの愛を「睦」むの»


«海遊館でジンベイザメに歯磨きを教えてくるか、むつみ!?»


«姿は薄くても、持ってる情は厚いのよ、わたくし!!»


«(うまいこと言うたな)»








«明日は教会だけですよね!?»


«三十五日前ね、ダンケの»


«ということは、午後からは姫路方面ですかね?»


«・・・・雷が鳴って、雹が降るで!»


«ふふん、今日も夕立があると伺いましたが、積乱雲どころか乱層雲(雨雲)すら出ていません»


«それを嘲笑ってはダメ。今日みたいな日の夜は、宮沢賢治の小説の中の景色のように、星が降るんだよ»


«そ、そうなのですか!»


«それは恰も深海を下から上に降る雪のように・・・・»


«わぁ!»


«だけれど、その景色は、新快速電車に乗った途端、消えてしまうの»


«えーっ»


«むつみは電車がいいの、夢を見ているような雪の景色がいいの?»


«それはきっと・・・・»


«てるひの心の中の世界かも知れないわね(笑)»


«わたし・・・・»


«深海の雪でしょ??»


«貨物列車がいいわ!!!!»



ブーケ1